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季刊『at(あっと)』12号が発売です

2008.6.25/at/高瀬

《季刊『at(あっと)』12号は6月27日発売です》

* 今号は有機農業の大特集です。

<有機農業は誰のものか-転換点に立つ有機農業の意義と限界>

近来、産地偽装や毒入り餃子事件などによって、食べものの安全と安定供給の問題が広く共有されています。一方、エネルギー・資源・資料価格の上昇とグローバリゼーションによって、国内農業は衰亡の淵に立っています。食糧自給率の傾向的低下と農業従事者の劇的な減少はその象徴であります。こうした状況の中で、これまで異端の少数派であり理念優先の社会運動であった有機農業に対して、この4月、農水省=国家は補助金を支給することになりました。日本の有機農業は新しい段階に入ったといえるでしょう。様々な立場から15人の論者が有機農業をめぐって喧々囂々の議論を展開する、注目の大特集です。

主要な論者のお名前だけをあげます。

山下惣一さん。中島紀一さん。篠原孝さん。金子美登さん。島本邦彦さん。崎山正毅さん。糸圭秀実さん。野田公夫さん。本野一郎さん。下山久信さん。麻田信二さん。田中昭彦さん。小山潤さん。古野隆雄さん。近藤康男さん。

また、柄谷行人さんの大好評の連載「『世界共和国へ』に関するノート8 共同体論」は、マルクスの「ザスーリッチ宛の手紙」問題について、まことに鮮やかな引導を渡しています。大塚久雄・守田志郎や平田清明をはじめ数多の研究者・活動家の躓きの石であり続けた「共同体」問題は大きな画期を迎えたと思います。また、有機農業・農村への重要な評注であるでしょう。

連載の「フェアトレード研究会報告」は、辻村英之さんのレポートです。

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