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ノンフィクション・人文

となりの駐車監視員

『となりの駐車監視員』 著:松木和哉

価格

1,210円
(本体1,100円+税)

判型

B6

ページ数

240ページ

ISBNコード

9784778311612

搬入年月日
[?]

2009.3.19
※各書店・ネット書店により、購入可能となる日は異なります。

編集部より

今日も立ってますーー命がけ駐車監視員の告白!

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書籍の説明

1万台の車に移動を警告し、5千台超に駐禁ステッカーを貼ってきた駐車監視員が綴る、ドライバーとの路上バトルの現場。
紙一重のセーフとアウト、路上に鉄パイプをばらまくドライバー、ヤクザより怖い泥酔者――命がけ駐車監視員の告白。
監視員志望者のための受験ガイド、ドライバーのための駐禁回避心得付。

目次

はじめにーー私は駐車監視員

序章 駐車監視という戦場
 「死ね!」――ドライバーや通行人から投げかけられた数々の言葉たち
 「5分神話」崩壊 ――ドライバーの最も大きな誤解

第1章 駐禁バトル物語1――クルマから見える人間の姿
 命がけで戻ってきたドライバー
 セーフとアウトの境目1・"ここが分かれ目"編
 セーフとアウトの境目2・"駐禁バーガー"編
 一番怖い相手はヤクザではない
 金持ちドライバーの本性
 過去に傷持つ「通行人」
 迷走おばさん
 「あなたはこの車のドライバーさんですか?」 「いや、違う」
 パトカーも駐車違反
 ニセ駐車監視員

第2章 いまから間に合う、駐車違反のいろは
 不運なドライバーーー盲点となる標識の常識<基本編>
 標識には表と裏の顔がある
 コラム【パーキング・メーターとのつきあい方】
 標識がなくても駐車違反になる<上級編>
 駐禁ステッカーを貼られたら
 新駐禁制度の盲点、レンタカーの駐車違反
 弁明書に効果はあるのか
 ウソの「故障中」はバレる
 バイクの取り締まり

第3章 バトルの相手・駐車監視員を徹底解剖
 駐車監視員資格者講習
 駐車監視員は「みなし公務員」
 「みなし公務員」の待遇
 駐車監視員に向く人・向かない人
 駐車監視員は接客業
 駐車監視員にはノルマがあるか?
 入札で味わう天国と地獄
 駐車監視員のミス
 制度スタート。私の監視員デビュー 

第4章 駐禁バトル物語2――公務執行妨害と背中合わせの毎日
 貼り付けた直後の緊張
 路上に鉄パイプをばらまく男
 110番は最後の手段
 全国初、公務執行妨害第1号発生
 同僚が暴行される
 1ヶ月に2度遭遇した悪夢

終章 駐車監視員の存在理由
 駐車監視員は警察官ではない。しかし......
 放置車両への衝突死事件から考えたこと
 駐車監視員という矛盾

おわりに

巻末付録 それでも銀座に車で来るときは
 パート1 ここならOK――駐車可能な場所 (*日曜祝祭日限定)
 パート2 ここは気をつけてくださいーー駐車違反要注意エリア

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著者プロフィール

1971年東京生。一般会社員を経て2006年4月、駐車監視員資格を取得。同年6月1日から開始された民間駐車監視員制度のスターティング・メンバーとして、日本でも駐禁最多発地区である銀座・築地エリアを担当。以来、駐車違反の車を発見したりそのドライバーに遭遇した回数は1万回を超え、確認標章(駐禁ステッカー)の貼り付け件数は6千件を超える。08年2月22日には、1日の貼り付け件数40件という記録を達成。駐車監視員の中では数少ない若手の1人として、常に「公平な取り締まり」を追求しながら勤務してきた。本書は2年9ヶ月にわたる勤務の総決算。

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