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ノンフィクション・人文

原子力支援  「原子力の平和利用」がなぜ世界に核兵器を拡散させたか

藤井留美(訳),國分功一郎(解説)

価格

3500円+税

判型

四六判上製

ページ数

416ページ

ISBNコード

9784778314804

搬入年月日
[?]

2015.6.24
※各書店・ネット書店により、購入可能となる日は異なります。

書籍の説明

日本が原子力技術を輸出する理由とは?
国際社会における原子力技術の輸出の実態と外交目的が、豊富なデータ、資料によって初めて明らかとなる。

「本書が有益な情報や議論を提供していることは間違いない。それらは原子力技術や原発について考えるうえでも、また、原発をめぐる政治的運動を推進していくうえでも有益であろう。とくに、原発をめぐる政治的運動は、政治的立場を異にする側からも貪欲に学ぶべきである。それは運動の基礎を固めていくことに間違いなく貢献する。原子力支援と核兵器の拡散に焦点を絞ったこのファーマンの研究は、したがって、是非とも参照されるべきものである」(國分功一郎「解説」より)

目次

まえがきと謝辞
略語
統計専門用語

序章 国際政治への予期せぬ影響
平和的な原子力支援がなぜ問題なのか
世間の常識
最後に

第一章 平和的な原子力支援の定義とパターン
平和的な原子力支援を定義する
民生用原子力支援の傾向

第一部 平和のための原子力

第二章 経済戦術と平和のための原子力
平和的な原子力支援がもつ戦略的価値
原子力市場での自由裁量
同盟国、敵対国、民主主義と民生用原子力支援
原子力支援の通説
手法と事例

第三章 歴史的記録
データセットと変数
平和的原子力支援の決定要因

第四章 核兵器と影響力
アメリカの対イラン原子力支援(一九五七〜一九七九年)
ソ連の対リビア原子力支援(一九七五〜一九八六年)
カナダの対インド原子力支援(一九五五〜一九七六年)
アメリカの対インド原子力支援(二〇〇一〜二〇〇八年)

第五章 石油およびその他の動機
アメリカの対インドネシア原子力支援(一九六〇〜一九六五年)
ブラジルの対イラク原子力支援(一九八〇年)
イギリスの対韓国原子力支援(一九九一年)
カナダの対ルーマニア原子力支援(一九七七年)
フランスの対イラク原子力支援(一九七五〜一九八一年)
西ドイツの対ブラジル原子力支援(一九七五年)
インドの対ベトナム原子力支援(一九九九年)
イタリアの対イラク原子力支援(一九七六〜一九八一年)
ソ連の対ユーゴスラヴィア原子力支援(一九五六〜一九六七年)
供給国側の動機のまとめ

第六章 石油のための原子力支援?
歴史的記録

第二部 戦争のための原子力

第七章 誘惑の広がり
核兵器プログラム開始に関する一仮説
統計的分析
ケーススタディ

第八章 誰が核兵器をつくるのか?
原子力支援と核兵器保有
統計的分析
ケーススタディ分析 
結論

第九章 国際機関は世界を安全にしてきたのか?
平和的原子力支援がはらむ危険をセーフガードが防ぐには?
セーフガード、核兵器プログラム開始、平和的原子力支援
セーフガード、核兵器取得、平和的原子力支援

結論 平和的原子力支援は何を教えてくれるのか?
経済戦術と外交政策
核兵器と軍事力の拡散
エネルギーと安全保障
国際協定
政策との関係


解説 國分功一郎

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著者プロフィール

マシュー・ファーマン
テキサスA&M大学准教授。専門は政治学。本書のほか、著作に『The Nuclear
Renaissance and International Security』(Adam N. Stulberg との編
著、Stanford University Press)『Nuclear Weapons and Coercive
Diplomacy』(Todd S. Sechserとの共著、Cambridge University Press)
などがある。

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