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ノンフィクション・人文

資本の世界史 資本主義はなぜ危機に陥ってばかりいるのか

猪股和夫(訳)

価格

2,750円
(本体2,500円+税)

判型

四六判仮フランス装

ページ数

354ページ

ISBNコード

9784778314866

搬入年月日
[?]

2015.10.19
※各書店・ネット書店により、購入可能となる日は異なります。

電子版発売

2015.10.15-

編集部より

門外漢にもやさしい平易な語り口ながらさまざまな文献や概念がおさえられており、資本主義とはなんたるか…がわかるようになる1冊。
これまでの経済危機に対する目から鱗!な分析も。

デジタル版はこちら!

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書籍の説明

資本主義を考えるための必読書と絶賛され、各国で翻訳予定のドイツ発ベストセラー待望の邦訳登場!

資本主義はイングランドの片田舎で偶然生まれ、その後幾度もの危機に直面してきた。
にもかかわらず、いまや資本主義はわれわれの世界を規定さえしているように見える。
しかしそれはほんとうだろうか。
資本主義の寿命はどのあたりまできているのか。
多くの危機はその欠陥によるものなのか。

ドイツの気鋭経済ジャーナリストが歴史から資本主義の輪郭を浮かび上がらせる。

【電子書籍について】
弊社・太田出版から発売される電子書籍のリリース情報&フェア情報は、電子書籍専門サイトHongram[ホングラム]でチェックできます。

目次

はじめに――資本の勝利

第1部 資本の興隆
 1 奇跡の成長――富がこの世に生まれたとき
 2 古代ローマ人もお金は大好き――でも、資本家にはならなかった
 3 偶然? なぜ中国は成長を体験しなかったのか
 4 よりによってイングランドで――資本主義はほとんど資本なしで生まれた
 5 原理の剽窃――ドイツの追い上げ

第2部 資本に関する3つの誤り
 6 資本主義は市場経済ではない
 7 資本主義は国家と対立するものではない
 8 グローバリゼーションは新しいものではない

第3部 資本vs.お金
 9 お金は謎である、資本と同じでもない
 10 金ですか? いいえ、けっこうです
 11 借金に利子ですか? ええ、いいですよ
 12 インフレーション礼賛――お金の価値の下落はなぜ必要か
 13 お金がお金を生む――人間は投機がどんなものかわかっていた

第4部 資本の危機
 14 危機の後は危機の前――近代的資本主義はなぜ危機に陥ってばかりいるのか
 15 資本主義の終焉は近いように見えた――1929年からの世界恐慌
 16 新自由主義者の見かけの勝利――1973年以降、何が起こったか?
 17 2007年からの金融危機――銀行を破産させたのは名案ではなかった
 18 前例のない危機――ユーロ危機
 19 お金は食べられない――資産を守るにはどうすればいいか

展望――資本の没落

訳者あとがき
原註
参考文献

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著者プロフィール

ウルリケ・ヘルマン
1964年生まれ。ドイツの経済ジャーナリスト。
銀行員を経て、日刊紙の経済部記者となる。
本書はドイツでベストセラーとなり、日本以外にも3か国で翻訳刊行予定。