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ノンフィクション・人文

松山俊太郎 蓮の宇宙

安藤礼二(編・解説)

『松山俊太郎 蓮の宇宙』カバーデザイン 著:松山俊太郎

価格

9000円+税

判型

A5

ページ数

514ページ

ISBNコード

9784778314910

搬入年月日
[?]

2016.8.10
※各書店・ネット書店により、購入可能となる日は異なります。

編集部より

貴重な著者インタビュー等を掲載した『蓮の宇宙』特設サイトを公開! また、本書に限り直販も受付開始しました。詳しくは特設サイトをご覧下さい。

書籍の説明

インド、法華経、ボードレール、そして蓮――。
無限をおそれぬ探求の果てに、独自の学問を築き上げた伝説の碩学・松山俊太郎。
生涯をかけて磨き上げた思索の集大成。

澁澤龍子、坪内祐三、礒崎純一、巖谷國士諸氏が語る“怪人・松山俊太郎"――栞封入。

松山俊太郎が構想していた〈インド学〉の全貌を知るためには、「詩と性愛」と「蓮の神話学」という二つの観点のどちらをも必要とする。(…)さまざまな機会に、さまざまな媒体に発表された諸論考を、松山インド学を成り立たせている二つの柱に集約するようなかたちで、松山文学論の決定版である『綺想礼讃』と双璧をなすような松山インド論の決定版を一冊の書物としてまとめること。それが、本書を編集するにあたって、最もはじめに意図されたものである。
――安藤礼二(「解説」より)

【目次】
第一章 インドの詩と性愛

愛蓮餘滴
インドの香り
インド古詩シュリンガーラ・ティラカ――恋愛の額飾り
蓮から「さかしま」に
漢語の愛について――インドにおける愛の思想・序説(一)
<愛>の意味・<愛>の言語
インド古詩抄 鄙の恋・都の恋
中世天竺 恋愛八十相
インド古典芸術における「女主人公(ナーイカー)」の分類(その一)
インド古典芸術における「女主人公(ナーイカー)」の分類(その二)
インド古典と現代日本――ヴァールミーキ著、岩本裕『ラーマーヤナ』
タゴール、大インドの人格化――『タゴール著作集』第七巻 解説

第二章 蓮の神話学

わが至り得ぬ日蓮
ロータスの環
仏典における信ずるべからざる部分のおもしろさ
法華経と無熱悩池および蓮華上仏
アパダーナと法華経
ヴィシュヌ神とアヴァターラ
古代インド人の宇宙像
古代インド人の宇宙像(二)
古代インド人の宇宙像(三)
インドの回帰的終末説
華厳経の宇宙
一闡提(いっせんだい)のマンダラ

第三章 幻のインド――講演・インタビュー・対談・座談

公開講演 芸術として見た仏典
インタビュー 蓮を究める
対談 輪廻転生――死の思想の源流を探る * 出席者=鈴木清順、松山俊太郎/聞き手=長部日出雄、佐藤重臣
共同討議 なぜボードレールか * 出席者=出口裕弘、渋沢孝輔、松山俊太郎 司会=阿部良雄
対談 読みかけの一ページ――「少年倶楽部」の余白への夢 * 松山俊太郎、寺山修司
対談 蓮華宇宙を語る * 松山俊太郎、松岡正剛

解説 * 安藤礼二
松山俊太郎 年譜 * 丹羽蒼一郎
執筆目録

目次

第一章 インドの詩と性愛

愛蓮餘滴
インドの香り
インド古詩シュリンガーラ・ティラカ――恋愛の首飾り
蓮から「さかしま」に
漢語の愛について――インドにおける愛の思想・序説(一)
<愛>の意味・<愛>の言語
インド古詩抄 鄙の恋・都の恋
中世天竺 恋愛八十相
インド古典芸術における「女主人公(ナーイカー)」の分類(その一)
インド古典芸術における「女主人公(ナーイカー)」の分類(その二)
インド古典と現代日本――ヴァールミーキ著、岩本裕『ラーマーヤナ』
タゴール、大インドの人格化――『タゴール著作集』第七巻 解説

第二章 蓮の神話学

わが至り得ぬ日蓮
ロータスの環
仏典における信ずべからざる部分のおもしろさ
法華経と無熱悩池および蓮華上仏
アパダーナと法華経
ヴィシュヌ神とアヴァターラ
古代インド人の宇宙像
古代インド人の宇宙像(二)
古代インド人の宇宙像(三)
インドの回帰的終末説
華厳経の宇宙
一闡提(いっせんだい)のマンダラ

第三章 幻のインド――講演・インタビュー・対談・座談

公開講演 芸術として見た仏典
インタビュー 蓮を究める
対談 輪廻転生――死の思想の源流を探る * 出席者=鈴木清順、松山俊太郎/聞き手=長部日出雄、佐藤重臣
共同討議 なぜボードレールか * 出席者=出口裕弘、渋沢孝輔、松山俊太郎 司会=阿部良雄
対談 読みかけの一ページ――「少年倶楽部」の余白への夢 * 松山俊太郎、寺山修司
対談 蓮華宇宙を語る * 松山俊太郎、松岡正剛

解説 * 安藤礼二
松山俊太郎 年譜 * 丹羽蒼一郎
執筆目録

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著者プロフィール

松山俊太郎
1930年東京生まれ。インド学者、幻想文学研究家。1951年、東京大学教養学部文科二類(現在の文科三類)に入学。1953年、文学部印度哲学科に進学し、サンスクリット文学(サンスクリット語)を専攻。同大学院修士課程(印度哲学専攻)修了。2014年没。
サンスクリット学者として蓮を研究。著書に『球体感覚御開帳』(冥草社 1970年)、『インドを語る』(白順社 1988年)、『蓮と法華経 その精神と形成史を語る』(第三文明社 2000年)、『綺想礼讃』(国書刊行会 2010年)、訳書に『タントラ インドのエクスタシー礼讃』(フィリップ・ローソン著 平凡社 1978年)などがある。また、『小栗虫太郎傑作選』(社会思想社)の編集・校訂を担当。澁澤龍彦と深く交流し、『澁澤龍彦全集』『澁澤龍彦翻訳全集』(ともに河出書房新社)の編集委員を務めた。

安藤礼二
1967年東京生まれ。文芸評論家、多摩美術大学美術学部准教授。早稲田大学第一文学部卒業。出版社を経て、2002年「神々の闘争 折口信夫論」で群像新人文学賞優秀作を受賞、批評家としての活動をはじめる。2006年、『神々の闘争 折口信夫論』(講談社 2004年)で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。2009年、『光の曼陀羅 日本文学論』(講談社 2008年)で大江健三郎賞と伊藤整文学賞を受賞。2015年、『折口信夫』(講談社 2014年)で角川財団学芸賞とサントリー学芸賞を受賞。他に、『近代論 危機の時代のアルシーヴ』(NTT出版 2007年)、『場所と産霊 近代日本思想史』(講談社 2010年)、『祝祭の書物 表現のゼロをめぐって』(文藝春秋 2012年)などの著作がある。