YouTubeで話題の音楽ビデオ 海外でも高い評価

カルチャー
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昨年から話題になっていたミュージックビデオ、「日々の音色」が今週、海外で2つの栄誉を受けた。世界中の優れたウェブ作品に贈られるウェビー賞(Webby Award)編集部門にて、一般投票によるPeople’s Voice賞を受賞、そしてニューヨークで行われたOne Show Designにて部門最高賞にあたるBest of Showを受賞した。

「日々の音色」は日本の3ピースバンド、SOURの楽曲で、映像を手がけたのはアートディレクターの川村真司氏。監督の川村氏を含めた制作メンバー4人は全員、ニューヨークのクリエイティブエージェンシーに所属している。映像に出演しているのはSOURがウェブ上で募ったファンたちで、彼ら自身がウェブカメラで撮影した映像が緻密につながれ、編集されている演出が大きな話題となった。

川村氏とSOURのメンバーが高校の同級生という縁で作られたこのビデオ。川村氏自身がYouTube上にアップロードした同作品は再生回数のべ260万回を越え、YouTube Video Awards 2009や、平成21年度の文化庁メディア芸術祭、エンターテイメント部門でも大賞を受賞するなど、国内でも高い評価を受けている。

※このページの画像はスクリーンショットです

【関連リンク】
・川村真司氏のHP
http://www.masa-ka.com/

SOUR ‘日々の音色’
http://www.youtube.com/watch?v=WfBlUQguvyw

SOUR公式サイト

(音が出ます)

※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。