ストーンズの歴史的名盤の制作風景が映画に

スポンサーリンク

5月に行われたカンヌ国際映画祭で特別上映されたローリング・ストーンズのドキュメンタリー映画『ストーンズ・イン・エグザイル~「メイン・ストリートのならず者」の真実』(以下『ストーンズ・イン・エグザイル』)が、7月12日(月)から日本公開される。

『ストーンズ・イン・エグザイル』は、ローリング・ストーンズが1972年に発表した2枚組アルバム『メイン・ストリートのならず者(原題『Exile on Main St.』)』の制作現場の様子を撮影したドキュメンタリー映画。当時、税金対策でイギリスからフランスに「税金亡命」(エグザイル=exile=亡命者)していたストーンズのメンバーが、フランス・カンヌ近くの別荘でレコーディングに臨む貴重な映像が収められており、現在のメンバーの回想を交えつつ、アルバム制作のストーリーが明らかにされている。

72年に発表されたこの2枚組アルバム『メイン・ストリートのならず者』は、40年以上にも及ぶストーンズの歴史の中でも最高傑作との呼び声も高いアルバム。ライブの定番曲「ダイスをころがせ(Tumblin’ dice)」をはじめ、「Rocks Off」「Happy」「Shine A Light」など数々の名曲が収められており、今年5月にはリマスターの上、再発されたばかりだ。

『ストーンズ・イン・エグザイル』は7月12日から東京渋谷の「アップリンク・ファクトリー」(渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F)ほか、全国順次公開予定。

写真:(c)Dominique Tarlé

【関連リンク】
・公式サイト
http://www.webdice.jp/stonesinexile/

※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。