秋葉原にアートの大型拠点誕生

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先月26日にグランドオープンを迎えた3331 Arts Chiyoda内の+81 gallery+labにて、稲葉英樹氏の個展「+81 3331 9010 稲葉英樹」が行われている。

3331 Arts Chiyodaは、秋葉原近くの旧練成中学校を改修してつくられた、「21世紀型オルタナティブ・アートスペース」。統括ディレクターは、アーティスト・中村政人氏。なお、「3331」は江戸一本締めのリズムに由来し、ロゴマークにもこの数字が反映されている。

この中に拠を構える+81 gallery+labもまた、カプセル・コンセプト・ギャラリーをテーマにした、「世界に向かい飛躍するためのリアルな実験的ギャラリー」(公式サイトより)。若いアーティストに発表の場を提供するために、レンタル利用もできる。

現在作品を展示している稲葉英樹氏は、雑誌「+81」やshu uemuraのデザインを手掛け、国内外から高い評価を得てきたグラフィック・デザイナー。+81 Gallery+Labでは、個展開催を記念した作品集を購入できる他、3331のメインギャラリーにてインスタレーション作品「PRINTER」も展示している。

アーティスト主導、民設民営の参画、領域横断のスタイルを掲げ、東京から、日本、アジア、そして世界をつなぐ「新しいアートの拠点」を目指す3331では、ギャラリー他、シェアオフィス、スタジオ、カフェなど、様々な楽しみ方が可能。「+81 3331 9010 稲葉英樹」は7月25日(日)まで。

※このページの画像はスクリーンショットです

【関連リンク】
・3331 Arts Chiyoda
http://www.3331.jp/
・+81 GALLERY +LAB
http://www.plus81.com/gallery/jpn/
・HIDEKI INABA

※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。