取手市が芸大とコラボ アートを支援

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7月11日から茨城・取手で行われている「取手アートプロジェクト」(以下TAP)で、08年に起きた秋葉原連続無差別殺傷事件を題材にした映画「夢ばかり、眠りはない」が上映される。

TAPは、1999年から始まった、取手市、取手市民、東京芸術大学が共同で行っているアートプロジェクト。若いアーティストたちの活動支援と、市民と芸術のふれあいの機会を提供することにより、取手市の文化都市としての発展を目指している。

「夢ばかり、眠りはない」は、現在、東京芸術大学大学院博士課程(先端芸術表現専攻)に在籍する映像作家・佐々木友輔氏の作品。08年に起きた秋葉原無差別連続殺傷事件を題材に、取手を舞台に撮影されており、虚実がないまぜになった「擬似ドキュメンタリー」の手法を取った本作は、各所で反響を呼んだ。

上映は、TAPの拠点であるTappino(取手駅バス7分「井野団地」下車すぐ)で、7月30日(金)、31日(土)19:00~。入場は無料(投げ銭、差し入れ等歓迎)で、21:00からは佐々木氏のトークショーも行われる。同映画の公開は、現時点では今回が最後であり、若い才能を目撃するチャンスだ。

【関連リンク】
・佐々木友輔監督作品上映会+トークイベント開催
http://www.toride-ap.gr.jp/news/2010/0719-131/
・夢ばかり、眠りはない
http://yumenemuri.web.fc2.com/
・取手アートプロジェクト TAP
http://www.toride-ap.gr.jp/

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。