再開発進む日本橋で2大商業施設が同時開業

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現在、大規模な再開発事業が進んでいる東京・日本橋に、本日28日、2つの大型商業スペースが同時オープンした。

今日オープンしたのは「COREDO(コレド)室町」と「YUITO(ユイト)」の2施設。三井不動産が手掛けた「室町東三井ビルディング」(中央区日本橋室町2-2-1)内に完成した「COREDO室町」は、地上6階までが商業エリアになっており、一方、野村不動産が手掛けた「日本橋室町野村ビル」(中央区日本橋室町2-4-3)内に完成した「YUITO」は、地上9階までが商業エリアとなっている。両ビルは、いずれも東京メトロ・三越前駅に直結している。

「COREDO室町」には、かつおぶしでおなじみの「にんべん」や、刃物専門店の「木屋」、金沢の金箔専門店「箔座」といった老舗と、ミシュランガイド東京版で2つ星を獲得したフレンチレストラン「エメ・ヴィベール」のカフェ、陳健一氏の「四川飯店 日本橋~Chen Kenichi’s China~」、平田牧場が経営する「豚肉料理 日本橋平田」などの飲食店が入居。一方の「YUITO」には、1904年に創業し、デンマークおよびスウェーデン王室御用達として知られる装飾品ブランド「GEORG JENSEN(ジョージ・ジェンセン)」の旗艦店や、同じくデンマーク王室御用達のインテリアショップ「ILLUMS(イルムス)」などが入居している。

日本橋室町東地区の再開発事業は、日本橋の活性化を目指し、三井本館や日本橋三井タワー、三越本店などが立ち並ぶ中央通りの東側を再開発するプロジェクト。全18万平方メートル・5ブロックの街区を整備し、一帯では、ビル開発の他、電線の埋設や歩道の拡幅などが行われる。完成は2014年の予定。

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【関連リンク】
コレド室町(三越前)
YUITO 日本橋室町野村ビル

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。