向井秀徳の初短編集 WEBで1編無料公開

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11月11日、ロックバンド「ZAZEN BOYS」のフロントマン・向井秀徳(37)の初の著書となる短編集『厚岸のおかず』が発売され、収録中の1編「エンドレステープ」がWEB上で無料公開されている。

向井秀徳は、ロックバンド「ZAZEN BOYS」や、LEO今井とのユニット「KIMONOS」などの活動で知られるミュージシャン。演奏家としての活動以外にも、プロデュースや作詞なども行っており、2009年には映画『少年メリケンサック』の音楽制作を手がけて、第33回日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞している。

11日に発売された『厚岸のおかず』は、彼の初の著書となる短編集。表題作の「厚岸のおかず」をはじめ、「サルワタリ・ワープ」「ミツルの夏休み」「花輪保の犯罪」「林長明 焼肉事件」など全23本の短編が収録されており、向井秀徳による”妄想夢物語集”が展開されている。『少年メリケンサック』の監督・宮藤官九郎は「音楽と散文。表現方法が変わっても向井さんは向井さんでした。独特の渇いたユーモア。狂騒的なのに静かで新しくて懐かしい。こんなに面白いと軽くヘコみます」というコメントを寄せている。

11日からは、Web文芸誌「MATOGROSSO」にて、同書収録の1編「エンドレステープ」が無料公開されている。「MATOGROSSO」のサイトには行くには、Amazon内のバナーからしかアクセス出来ないので、あらかじめご了承頂きたい。

【関連リンク】
MATOGROSSO
(Amazonのページの右にあるバナーから入る)
KIMONOS
向井秀徳情報

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。