文化庁お墨付きの若手芸術家が六本木に集う

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11日から東京・六本木の国立新美術館で、文化庁の「在外研修(新進芸術家海外研修制度)」を利用した芸術家が一堂に会する展覧会『未来を担う美術家たち DOMANI・明日展2010 <文化庁芸術家在外研修の成果>』が開かれている。

「新進芸術家海外研修制度」は、日本の文化・芸術を担う人材を育成するため、文化庁が昭和42年度から実施しているもの。美術、音楽、舞踊、演劇、舞台美術、映画、メディア芸術など、多岐のジャンルにわたる芸術家を対象に、1年、2年、3年、特別派遣(80日)など各種の研修制度が用意されており、研修員は、大学などの教育機関や工房における研修、一流アーティストによる個人指導等、さまざまな形態で高度かつ実践的な研修を行っている。

同展は今回が13回目の開催。彫刻、写真、絵画、日本画、陶造形、現代美術、ファイバーアート等、計12人の芸術家たちが、研修制度で学んだ成果を発表する。また期間中には、各アーティストによるギャラリートークも催されるので、詳細は下記公式サイトをご参照頂きたい。

『未来を担う美術家たち DOMANI・明日展2010 <文化庁芸術家在外研修の成果>』は、国立新美術館(港区六本木7-22-2 東京メトロ・乃木坂駅すぐ)で、12月11日(土)~1月23日(日)まで。開館時間は10:00~18:00(金曜は~20:00)、休館日は毎週火曜および、12月21日(火)~1月4日(火)。観覧料は一般1000円、大学生700円、高校生以下は無料となっている。

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【関連リンク】
未来を担う美術家たち DOMANI・明日展2010

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。