みうらじゅんの料理番組は「ゲストが二度と食いたくない顔をする」

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みうらじゅんが”人生最後の砦”として料理に挑んできたテレビ番組『みうらじゅんのマイブームクッキング』(食と旅のフーディーズTV)がついに最終回を迎えた。「マイブーム」「ゆるきゃら」「とんまつり」など数々のブームを作り上げてきた彼が、なぜ今「料理」だったのか? 

「そろそろ(自分から)一番遠いところをやるのもいいかなと思いまして。料理に対して一切の興味がなかったし、作ったこともなかった。僕をずっと悩ませてきたのは、女の人に作ってもらったものを食べる時のリアクションですよ。大して旨くない時に何と言うべきか。『作る側の立場』になったら少しは理解できるんじゃないかと思いました」

実際みうらは、「ゲストが二度と食いたくないという顔をして帰っていく」(本人談)という料理オンチで、しかも収録は「(料理の)知識は皆無。サングラスで調味料の表示が見えない。収録中は冷房を切ってるから暑くて腹が立ってくる」という状態。それでも「プロや専門家の方がチャッチャと料理をされる中で、唯一出来ないヤツがでてくるでしょ。視聴者は『俺にも出来るかも』と思えるんじゃないでしょうか」と、この番組の存在意義を語る。

そして「料理の次は?」という質問に対し、「あとやってないのは免許取得ぐらいかなぁ」「でも、老眼だし、確実に人轢いちゃうけどいいかな?」と答えたみうら。どうやら”本当の最後の砦”である「免許取得」は、実現することはなさそうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.96(6月13日発売/太田出版)

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『クイック・ジャパン』vol.96
みうらじゅんのマイブームクッキング

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。