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上野動物園のパンダ「カンカン」 漢方薬与えたら風邪が完治


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3年ぶりに上野動物園にやってきたパンダの公開が始まって約3か月。連日パンダの檻の前には行列ができているが、そんなパンダの世話をしている飼育員さんは、どんな方なのだろう? というわけで、飼育員さんに会ってきた。

お話を伺ったのは、パンダ飼育係班長の倉持浩さん。倉持さんを含め計5名のチームは4月1日に結成され、なかには入園8か月目の飼育員さんもいるそうだ。まず気になるのは、絶滅危惧種であるパンダの繁殖について。今回やってきたリーリーとシンシンのカップルに何か秘策はあるのだろうか?

「今の2頭は年齢的に繁殖可能ですし、発情の兆候も見られたので、特別な対策は今のところ必要ないと考えています。目標は自然繁殖。発情ピークの見極め、あとはホルモン計測の態勢を整えることなどが、今後の課題です」

倉持さんは、学生時代に動物の繁殖学を学び、04年には上野動物園で人工繁殖にも携わった"繁殖のプロ"。「今年の経験と反省を、来年に活かしたいです」と、早くも来シーズンへの意気込みを語る。

ところで"パンダ担当者"になる選抜基準は何なのか? 中国語は必須なの?

「チームには中国語が堪能なスタッフもいます。でも、基本的な飼育ルールさえ守っていれば、パンダは誰にでも飼育できるんです。ある意味、飼育が簡単な動物なんです」

ただしパンダは、犬や猫と違って自ら体調の不調を訴えることがないので、どんな小さな変化にも気付いてあげないといけないとか。かつて、来日したばかりのカンカンが風邪を引いて鼻水を垂らした時には漢方薬を飲ませたこともあり、翌日にはすっかり風邪が治ったそうだ。

なお、創刊号の特集としてパンダを取り上げた『ケトル』は、7月12日(火)に東京・渋谷の青山ブックセンター本店(渋谷区神宮前 5-53-67 コスモス青山ガーデンフロア B2F)にて、パンダアイドルの藤岡みなみさん(タレント・音楽ユニット PANDA 1/2)、パンダッターさん(@Ohsuda)ほかを迎え、パンダだらけのトークイベントを開催する。イベントは19:00~20:30まで、同店内「カルチャーサロン青山」にて開催。入場料は700円。

◆ケトル VOL.01(6月14日発売/太田出版)

【関連リンク】
ケトル VOL.01
編集長・嶋浩一郎&編集部×藤岡みなみ×パンダッター(@ohsuda)トークイベント-青山ブックセンター

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