信長、秀吉、家康が愛した名刀を展示「宝物の日本刀」展開催

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8月27日(土)より、東京・青山の根津美術館にて、特別展『名物刀剣 宝物の日本刀』が開催される。

同展は、将軍家や大名家に宝物として伝わった「名物刀剣」を中心に、「武士の魂」と言われ、武士にとって欠くことができない道具であった日本刀の選りすぐりの名刀を展示する特別展。

会場では、徳川家康の遺品「駿府御分物(すんぷおわけもの)」として、尾張徳川家初代義直に伝えられた「短刀 無銘 正宗(名物 庖丁正宗)」や、日本刀草創期の名工、京都三条に住む宗近の代表作「太刀 銘 三条(名物 三日月宗近)」など、国宝9件、重要文化財21件、重要美術品3件を含む約50件を展示。

名だたる武士が所持したと伝わる日本刀の名物を中心に、「名物刀剣」の発生から展開、評価の定着という流れが明らかにされている。

特別展『名物刀剣 宝物の日本刀』は、根津美術館(港区南青山6-5-1 東京メトロ・表参道駅徒歩8分)にて、8月27日(土)~9月25日(日)まで開催。開館時間は10:00~17:00、休館日は毎週月曜日(9月19日(月・祝)は開館、翌20日(火)休館)。なお同展は、根津美術館を皮切りに、佐野美術館(静岡県三島市)・徳川美術館(愛知県名古屋市)・富山県水墨美術館(富山県富山市)を巡回する。

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【関連リンク】
名物刀剣 宝物の日本刀-根津美術館

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。