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向井理 撮り直し不可能なシーンの撮影も「全然緊張しません」

『ゲゲゲの女房』で水木しげる役を演じて全国区の人気を得た俳優の向井理が、今度は、カンボジアに学校を建てようと奮闘する若者たちの姿を描いた映画『僕たちは世界を変えることができない。But,We wanna build a school in Cambodia.』で、青臭い主人公・コータ役に挑戦した。

多くのシーンがドキュメンタリー的な手法で撮影された今回の作品では、どんな発見があったのだろうか? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.97に、向井の1万字ロングインタビューが掲載されている。

「ドキュメンタリー的手法で撮影されたシーンに限らず、全部がおもいがけない表情でしたし、発見がありました。現場で『こういうアングルで撮ってるんだな』ということはなんとなくはわかっていても、自分がどう映っているかはまったくわからなかったし。もともとモニターのある現場でもチェックしませんけど、今回は特に、モニター自体がない現場でしたから」

劇中で涙を流すシーンについて「お芝居じゃできない」と語る向井。ドキュメンタリー的な作品では、撮り直しがきかない場合も生じてくるが、「緊張しないか?」という質問に、「いや、全然」と答える彼は、その理由をこう語った。

「もちろんセリフは大事ですし、台本の通りに言うのがベストですけど、感情が伴っていないとセリフも嘘になる。喋らなくても伝わることもあると思いますし。必ずしも言葉に頼るのが一番大事ではないと思う。だからあまりセリフには執着してなかったかもしれないですね」

しかし、「コータ」と自分の感情の線引きが難しく、「けっこう精神的にきつかった」とも語る向井。そんな彼の姿が収められた『僕たちは世界を変えることができない。』は、9月23日より全国公開される。

◆『クイック・ジャパン』vol.97(8月12日発売/太田出版)

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