宮川大輔 ほっしゃん。と組んでいたコンビの解散の瞬間を語る

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放送作家の鈴木おさむが、売れないお笑いコンビを描いた『芸人交換日記~イエローハーツの物語~』は、お笑い芸人の間で大評判になっているという。その鈴木おさむと、かつて「ほっしゃん。」とお笑いコンビ「チュパチャップス」を組んでいた宮川大輔が『クイック・ジャパン』vol.97誌上で対談。現在はピンで活躍する元・相方との関係について振り返っている。

「ほっしゃん。とは、NSCを卒業するときにたまたま組んだ間柄。他のコンビみたいに学生時代からの仲じゃないから、密に話し合ったこともあんまりなくて」「ちょっとしたことで、ムカつくようになるんですよ」

舞台上でリアルケンカに発展したこともあったという2人。解散の決定打らしきものはなかったというチュパチャップスだが、こんなことがあったそうだ。

「あるとき、コンビで東京進出しようか話し合ったときに、向こうは『ええよ』と言ってたんですけど、よしもとの社員さんには『僕はまだいいです』と答えてたらしい。なんや、あんまり真面目にコンビでやっていく気はないんや・・・・・・と。それは僕も同じような気持ちやったし、1999年、名古屋でのロケ仕事の帰り、新幹線のホームで『解散しよう』と伝えました」

この時、ほっしゃん。は、「おれもそう思ってた」と即答。結局、解散することについては、お互いの意見が共通していたそうだが、その後ほっしゃん。は、舞台の道に進んだ宮川が新喜劇に出るよう取り計らってくれたこともあったそうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.97(8月12日発売/太田出版)

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『クイック・ジャパン』vol.97

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。