『サラリーマンNEO』がついに映画に 11月3日公開

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『サラリーマンNEO劇場版(笑)』が11月3日から全国公開される。

2004年からNHKで放送が始まった「サラリーマンNEO」は、サラリーマンの社会をギュギュッと凝縮し、誰もが”あるある”と思える職場の習慣や、”いるいる”と思える同僚や上司が登場。実在する企業やCMまでをパロディにしてしまうなど、NHKでは半ばタブーとされていた内容で話題になった。

07年、08年には国際エミー賞コメディ部門にノミネートされるなど世界からも注目を浴び、好評を得て今年で8年目に突入。そして、誰もが予想していなかった映画進出に動き出した。

監督の吉田照幸氏は、「テレビは視聴率の問題や規制で好きなことができないという中、NEOはNHKで自由にやっていることに”勇気づけられた”というサラリーマンの人が多い。今回はコントが映画になるということが新しいし、ドラマが大ヒットしたから映画化するという商業的なものでもないし、”面白いから映画にしてみようよ”という純粋な気持ちで動いているということが、ファンの人々にとって励みになったり、元気づけられたりするんじゃないかと思う」と語る。

本作は「サラリーマンNEO」初参戦の小池徹平と同番組の顔ともいえる生瀬勝久のダブル主演で、沢村一樹をはじめとした番組レギュラー陣が脇を固める。さらにAKB48から篠田麻里子も新たに参加し、主題歌「笑顔にカンパイ!」(詩/曲:布袋寅泰)を歌う郷ひろみも22年振りに銀幕に登場する。

第一志望ではない万年業界5位のNEOビールに就職した新城(小池徹平)は、中西課長(生瀬勝久)率いる営業第一課に配属される。そんな中、社長命令によってシェアNO.1を目指すことになった同社。新商品の企画会議は難航するが、新城がその場しのぎで口にした企画が何故か通ってしまい、物語は大きく動き出す・・・・・・。

『サラリーマンNEO劇場版(笑)』は11月3日(木・祝)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー。

※画像クレジット (C)2011『劇場版サラリーマンNEO』製作委員会

【関連リンク】
映画『サラリーマンNEO劇場版(笑)』公式サイト(音が出ます)

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。