「韓国で人を1人殺せば借金はチャラ」 映画『哀しき獣』1月公開

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クライム・サスペンス映画『哀しき獣』が2012年1月7日から公開される。

住民の40%を朝鮮族・すなわち韓国系中国人が占める中国・延辺朝鮮族自治州でタクシー運転手を営むグナムは、借金の取り立てに追われ、韓国に出稼ぎに行った妻とは音信が途絶えていた。借金を返そうと賭博に手を出し逃げ場を失ったグナムに、殺人請負業者ミョンは韓国へ行ってある人間を殺したら借金を帳消しにすると持ちかける。

監督・脚本は『チェイサー』のナ・ホンジン監督。悲哀を背負うグナム役に『ノーボーイズ、ノークライ』『国家代表!?』など、変化に富んだキャラクターの数々を自在に演じてきたハ・ジョンウ。悪の道を生きるミョン役に『亀、走る』『チョン・ウチ 時空道士』のキム・ユンソク。『チェイサー』でタッグを組んだ二人が再び集結した。 

悲哀を背負うグナムと残忍なミョンになりきるために、ハ・ジョンウとキム・ユンソクには従来のイメージから脱却することが求められた。ハ・ジョンウは大幅な減量を行い、短髪になったうえ、300日間の撮影中は一度も髭を剃らずに過ごしている。一方、ミョンを演じるキム・ユンソクは体重を8キロ増量し、髪型を完全に変えて、大幅なイメージチェンジを行っている。

『哀しき獣』は2012 年1月7日(土)よりシネマート新宿ほか全国ロードショー。

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映画『哀しき獣』公式サイト

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。