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「バターの正しい塗り方」を料理学校の製パン教授が解説

朝食時、焼きたてのトーストにバターを塗って食べるのは至福の瞬間だが、トーストにバターを上手に塗るのは意外と難しい。そこで、「パン屋」を特集のテーマに取り上げた2月15日発売の雑誌『ケトル』は、「エコール辻東京」の製パン教授・近藤敦志先生を訪問。上手なバターの塗り方を聞いてみた。

「うまく塗れないのは、バターが冷たくて固いからです。バターはある程度常温に戻してから塗るのがコツです」(近藤先生。以下同)

ここで言う"常温"とは、トースト用の場合、15℃前後で、冷蔵庫から出して4時間後がベストの状態。ただし「一番楽なのは、バターを薄くスライスしてバターナイフに載せておき、パンを焼く間(4~5分)待機。これで十分です」という方法もある。

肝心の塗り方は、

1.パンが焼けたら中心にバターを置き、上から軽く押し付けバターを溶かす
2.バターの半分を中央に残したまま、手前を塗る。ナイフは平行移動
3.残り半分のバターを奥に塗る。パティシエがクリームを塗る動作をイメージ

の3段階。1と2の作業により、中央のくぼみにバターがたっぷりしみ込んだ極上の部分が生み出される仕組みになっている。

そして、最後に、「バターは空気に触れると酸化してしまい、風味が落ちるので、使った後は密閉・冷蔵して下さい」と、バターの保存法も教えてくれた近藤先生。せっかく丁寧に"正しいバターの塗り方"を教えて頂いたが、何と先生は「トーストにはマーガリン派」なのだそうだ。

◆ケトル VOL.05(2月15日発売/太田出版)

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