おいしく焼けるトースターBEST3 優勝は遠赤外線搭載マシン

暮らし
スポンサーリンク

2月15日発売の雑誌『ケトル』は、特集のテーマとして「パン屋」をピックアップ。日本全国の美味しいパン屋さんの紹介や、「正しいバターの塗り方」「パンとパン屋が出てくる映画・小説」など、パンにまつわるあらゆる情報を取り上げている。今回は、「おいしく焼けるトースターはどれか?」という難問に挑戦。美味しい状態にパンを焼き上げるトースターを探すべく、我々はビックカメラ池袋本店に向かった。

 * * *
トースター売り場担当の田村さんにオススメを聞いてみると、名前が挙がったのは3台のトースター。では早速1台目から!

【エントリーNo.1】象印 オーブントースター『こんがり倶楽部』
「上下についている遠赤外線ヒーターによって、『外はカリッ、中はモチッ』とした焼き上がりを実現したトースターです」(田村さんのコメント。以下同)

1300Wで遠赤外線を搭載しているというだけあって、ソッコーでパンが焼けます。ただ、熱が高いだけあってトーストがすぐ焼けてしまうので、扱いに慣れない人だと若干パンが焦げやすいかも。ただ、そこさえ除けば、「外はこんがり、中はもっちり」を完全に再現している。

【エントリーNo.2】ティファール ポップアップトースター『トーストアンドライト』
「ポップアップタイプのトースターの中では、こちらが一番のオススメですね」

肝心の焼き色はばっちり! 食感としては、モチモチ感はやや薄いけれど、焼き加減が自分で調節できるうえ、「このトースト、まだちょっと焼きが足りない!」と思ったときのための「追加焼き」機能もついているので、トーストの焼き方にうるさい人にはかなりオススメ。

【エントリーNo.3】コイズミ 『オーブントースター(800W)』
「こちらは、トーストでパンを焼くときの熱を利用して、目玉焼きも一緒に焼くことができるタイプです」

トーストはカリカリで、食感はライトな感じ。焼き色もとってもきれいです。トーストと同時に焼いた目玉焼きもあわせて、一緒においしくいただきました!

さて、3台それぞれ特徴はあったが、中でも編集部内で一番評判が良かったのは、1台目の象印『こんがり倶楽部』。「外はカリカリ、中はモチッ」をリアルに再現する技術力の高さに、「こんなトースト、食べたことない・・・」という畏怖の声が、編集部の各所で聞かれました。遠赤外線、恐るべし!

◆ケトル VOL.05(2月15日発売/太田出版)

【関連リンク】
ケトル VOL.05

【関連記事】
「バターの正しい塗り方」を料理学校の製パン教授が解説
超こだわりのクリーニング店 料金はシャツ1枚2000円から
世界一のビールを作る日本のビールメーカー 社員はわずか10人
「一番消せるキンケシ決定戦」 優勝はキューブマン

※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

関連商品
ケトルVOL.05
太田出版