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伊集院光「最近のテレビは役回りで悪いことをするのさえ許されない」

バラエティやクイズ番組、ラジオパーソナリティーなど、多方面で活躍を続ける伊集院光が、3月から月イチでDVDシリーズ『伊集院光のばらえてぃー』をリリースしている。同シリーズでは、企画どころかロケハンの段階から自分で動き、出演・演出・編集までこなしているという伊集院だが、彼が考えるテレビとDVDの違いは何なのだろう? 4月12日発売の『クイック・ジャパン』vol.101で、伊集院はこう語っている。

「『いまのテレビは面白くない』っていう人がいますけど、僕はそうは思わないんですよ。僕自身けっこう観てるし笑ってる、けれど、テレビでは無理だけどDVDだからこそできる笑いってのはある。そのひとつがある程度の退屈につきあっていただくことかな、と。その退屈がタメになって、そのあとの展開が断然面白くなる。これがテレビだと、一瞬でも退屈な時間があったらチャンネルを変えられちゃうから難しいんですよ」

さらに伊集院は、昨今の視聴者の気質をこのように語る。

「テレビを観ているみなさんが、役回りの上で悪いことをするのすら許してくれなくなってきていると感じることがあります。芸人の連携プレーの中であえて悪い役を買って出たり、ゲームの中で計略に走ったりするだけで、『あいつは本当にひどいやつだ』と非難される」

それゆえに今回のDVDでは、腹を括って徹底的に酷い人をやったという伊集院。3月にリリースされた『だるまさんが動いたらみんなバラバラの巻』は、「地上波でここまで見せたら、僕はとんでもない極悪人だと思われるでしょうね」という作品に仕上がっているそうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.101(4月12日発売/太田出版)

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