インド映画史上最高の製作費と興行収入を記録した『ロボット』が日本公開

カルチャー
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 インド映画史上最高額の製作費をかけたアクション映画『ロボット』が5月12日から公開された。

 ハリウッドを超えて年間映画製作本数世界No.1の映画大国インドで、国内史上最高の製作費37億円を費やし、国内史上最高のヒットを記録した同作。アメリカ、イギリス、韓国などでも公開され、興行収入は100億円を超えたという。

 監督は、『Sivaji』(07)で、当時のタルミ語映画史上No.1の興行収入を記録したシャンカール。この記録を本作で自ら更新した。主演は『ムトゥ踊るマハラジャ』(98)で日本でも多くのファンを獲得したラジニカーント。ヒロインを、94年のミス・ワールドに輝き『ピンクパンサー2』(09)などに出演した”世界一の美女”アイシュワリヤー・ラーイが演じた。『ターミネーター』や『アイアンマン』などを手がけたスタッフが全面協力したアクションシーンも必見だ。

 インドでは映画が途中休憩を挟んで3時間を超えるのは当たり前のようだが、日本の映画館ではその習慣がないため、日本版ではもともと3時間近かった上映時間を139分ほどに編集して公開した。

 バシー博士は10年の歳月をかけて、自分と姿かたちが全く同じ高性能ロボット、チッティを開発する。偶然にも感情をもったチッティは、博士の恋人サナに恋をしてしまう。感情のおもむくままにサナに言い寄るチッティは、サナに手痛くフラれ、博士の怒りも買い、無惨にも解体されてしまう。どうしてもサナを諦めきれないチッティは驚くべき行動に出る・・・。

『ロボット』は現在、渋谷TOEIほかにて公開中。

『ロボット』
配給:アンプラグド
5/12(土)より渋谷TOEIほか全国ロードショー
(C)2010 SUN PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED.
http://robot-movie.com/

【関連リンク】
映画『ロボット』公式サイト(音が出ます)

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。