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笑点でオレンジの着物を着る林家たい平 オレンジ色との不思議な縁を語る

中野、高円寺、吉祥寺、国立といった個性的な街が立ち並ぶ中央線は、演劇人やバンドマン、アーティストなどが数多く住む、文化と芸術の香り漂う路線。現在、国民的人気長寿番組『笑点』の大喜利メンバーであり、テレビ、ラジオ、落語会、さらに武蔵野美術大学客員教授としても活躍する落語家の林家たい平も、中央線に魅せられた1人だ。

「中央線」を特集のテーマとして取り上げた雑誌『ケトル』は、たい平をはじめ、柳家喬太郎、立川志らく、柳家花緑が中心となって月1回寄席を開催している「みたか井心亭」を訪れた。

 * * *
三鷹駅から駅前の商店街を抜け、住宅街にどんどん入っていくと、その街並みに溶け込むようにみたか井心亭がある。

「昔の寄席ってこうだったんだろうなって思うんですよ」

と、たい平が語るみたか井心亭は、三鷹市が作った純和風数寄屋造りの文化施設で、たい平は95年からここで寄席を定期的に続けている。08年には、第58回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞したたい平は、こちらの寄席をこう説明する。

「お客さんは地元の人が多くて、玄関にいっぱい自転車が止まってます。昔は各町内に1軒寄席があったと言われていて、銭湯の帰りにちょっと寄るとか、そばをちょいと食べてから寄席で笑って帰るとか、そういう存在だったんです。地域のなかの、日常のなかのちょっとした非日常としての寄席がここにはあるんです」

現在は東中野に住み、武蔵野美術大学時代には国分寺で遊んでいたというたい平さん。中央線といえばシンボルカラーはオレンジだが、何でもオレンジには縁があるようで・・・

「昔からオレンジ色がとても好きで。中央線から見える夕日がオレンジで、中央線の色もオレンジ、そして僕が笑点で着ている着物の色もオレンジなんですよ(笑)。不思議な縁を感じます」

たい平の次回のみたか井心亭への出演は、7月11日(水)となっている。

◆ケトル VOL.06(2012年4月14日発売/太田出版)

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