ももクロ横アリ公演で「伝説の台車移動パフォーマンス」が復活

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2月から3月にかけての全国ツアー、4月21日~22日の横浜アリーナ公演と、この春、ももいろクローバーZは全国のファンにその存在を知らしめた。5月17日には結成4周年を迎えた彼女たち。これまでの活動の集大成ともいえる横浜アリーナ公演の感触は、どのようなものだったのだろうか? メンバーたちは、『クイック・ジャパン』vol.102でこう答えている。

玉井詩織 「今回は2日間だったし、2日間の構成がまったく違うものだったので、だからほぼ2日分のコンサートを覚えたんですよ。なので、今までにないぐらい頭を使ったコンサートのリハーサルになって、結構、やりきった感がありますね」
佐々木彩夏 「いっつもコンサートが終わったあとって、みんなでその日の話とかで泣いたり笑ったりとかするんですけど、横アリは1日目が終わったあとにそうやって振り返ることはあまりしなかったよね? ちょっとは話をしたけど、すぐに明日のことにみんな頭を切り替えることができた。それがちゃんとできたところとかは、成長できてるのかなぁって感じました」

リーダーの百田夏菜子も「すごい『達成感』がありました!」と語る横アリ公演では、ファンから「世界のももクロ、ナンバーワン」というコールが自然にかかり、「本当にこのままいつまでも(ステージから)下がりたくない」(高城れに)という気持ちになったという彼女たち。当日に登場した「ステージを離れて、トロッコで客席を1周する」という演出については、こんな裏話があるそうだ。

有安杏香 「あれは最初、やる予定じゃなくて、セットリストが配られて一番はじめに構成を聞いたときはトロッコに乗る演出が一切なかったので、みんなで、『えー、今回ないの!?』って。さいたまスーパーアリーナでやってすごく楽しかったから、みんなで『やりたいやりたい!』って言ってたら、次のレッスンのときにはやることになってました」

この演出は、立川駅前のデパート(フロム中武)の屋上で台車を使ってやっていた演出がグレードアップしたもの。有安はブログで「いつかはアリーナでこれをやってみたい」と書いていたそうで、古くからのファンには涙モノの演出だったようだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.102(6月12日発売/太田出版)

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『クイック・ジャパン』vol.102

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。