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注目の映像作家が語る「世界を切り抜いたり、ねじまげたりする面白さ」

 ももいろクローバーZのライブ映像演出などを担当することで知られる映像作家のハナブサ ノブユキ。彼が、映像作家を目指したきっかけは、子どものころに見たファンタジーやSFといった世界観の漫画や映画だった。そんな彼に映像作家という仕事の魅力について聞いてみた。

 *  *  * 
 僕の原点は、漫画とSF映画。漫画は藤子不二雄、手塚治虫にハマっていました。映画は『グレムリン』や『グーニーズ』、それに『スターウォーズ』などファンタジーやSFが大好きな子どもでしたね。もともと、映画が好きだったので映像の仕事に興味があったのですが、決定的だったのは『ジュラシックパーク』のCGを見てからですね。どうみても生きている恐竜にしか見えない映像は本当に衝撃でした。それを見てCGを使った映像をやってみたいと思ったんです。

 映像作家になってからは、とにかく見る人に「楽しい」と思ってもらえるように制作しています。大袈裟に言えば「感動」してもらいたい、ということなんですが、なんとなく「楽しい」の方が仰々しくない感じでニュアンスとして合ってるかな。

 でも、誰もが経験することだと思うのですが、新人からちょっと抜け出たあたりは苦しかったですね。自分のテイストが分かり始めるんですが、まだまだディレクションできる立場ではない時期とかは悶々としていました。ただ要は自分の技量が足りないから依頼されないだけなので、とにかく頑張るしかないなと思いながら続けてきました。

 人間が目で見ている世界ってまさに映像なんです。それを特定の時間で切り抜いたり、ねじ曲げたりする面白さが映像にはあると思います。それと単純に「画が動いている」っていうのが楽しいですね。以前はTVモニターぐらいしか映像出力の端末がなかったのですが、今はスマホをはじめ、あらゆるところで映像を見ることができます。これは映像作家にとってはスゴイことだと思います。最近、映像を使ったライブパフォーマンスの仕事が多いので、オリンピックみたいなスケールの大きな会場の演出ができたらいいなと思っています。

【プロフィール】
ハナブサ ノブユキ(はなぶさ のぶゆき)
映像作家。映像と人間のライブパフォーマンスユニット「enra」主宰。ももいろクローバーZのライブ映像演出なども担当。また映像に限らず、フォトレタッチや、イラストレーション、グラフィックデザインなど幅広いジャンルで活動している。
http://hana-busa.jp

関連リンク】
adidas.jp/alloriginals

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