若手注目女優・蓮佛美沙子『バカボンド』にハマり「宮本武蔵になりたい」

スポンサーリンク

大林宣彦監督に「20年に1人の逸材」と言わしめ、映画『戦慄迷宮3D』では清水崇監督が「器用な子なので今後伸びるはず」と太鼓判を押した女優・蓮佛美沙子が、会話劇を中心に展開される深夜ドラマ『ドラゴン青年団』(TBS系)への出演を終えた。彼女の役柄は、マドンナ役の喫茶店の娘・ヨーコ。このドラマの撮影および出演への経緯について、彼女はこう語っている。

「現場があまりにも楽しかったので1か月半の撮影期間があっという間に過ぎてしまって。今回はたまたま、映画『エイトレンジャー』と『ドラゴン青年団』のプロデューサーが一緒の方でして、お声をかけて頂いたことで出演が決まりました」

この『ドラゴン青年団』は、「小さな町を舞台に、クリスタルを集めるべく4人の”光の戦士の末裔”がパーティーを組み…」というユニークな内容。ドラマのような世界とは縁があったのだろうか?

「ゲームがモチーフになっているドラマですけど、最近は時間もないのであまりやってないですね。鳥取に住んでいた頃は『ポケモン』や『サルゲッチュ』とか、結構遊んでましたが……。当時は1日1時間まで、ゲームボーイみたいな携帯型ゲームは30分までという決まりが家庭内でありました」

そんな彼女は、おしとやかそうな見た目とは裏腹に、本人曰く”男勝りの性格”だそうで、その理由は「『バカボンド』を読んで、物凄く影響を受け、『宮本武蔵になりたい』と思ったから」だとか。以来彼女は、「キチンと自分と対話すること」を大事にしているそうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.103(8月13日発売/太田出版)

【関連リンク】
『クイック・ジャパン』vol.103

【関連記事】
吉高由里子「女優の仕事は毎回ハゲそうなくらい悩む」
仲里依紗「食にお金を掛けるってことがよくわからない」
向井理 撮り直し不可能なシーンの撮影も「全然緊張しません」
岡田将生「俳優は人気商売。だけど人気だけが大事じゃない」

※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。