松本人志が“どうしてもオチない時”に用意しているネタとは?

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今年結成30周年を迎えたダウンタウンと、公私にわたって“半径5メートル以内”にいるのが、自らもお笑い芸人であり、『ダウンタウンDX(以下『DX』)』(読売テレビ)では構成作家としても参加している木村祐一。『DX』の企画は、浜田と松本の“喜ぶツボ”を考えながら作られているのだろうか? 10月12日発売の『クイック・ジャパン』vol.104で、木村はこう語っている。

「2人のツボは全然違いますから。まず浜田さんは『痛い、辛い』が大好物でしょ。一方で松本さんはアホみたいなのが好き。『なんでそんなことになんねん』『仕組みがちょっとクサい』とか。こっちが『ダウンタウンはこんなん好きや』じゃなくても、あの2人ですから悪ノリでルール変えたりして、それがまたオモロなるんですよ」

時には浜田に企画が却下されることもあるものの、「2人は基本的にはすごく大人だから、制作サイドの苦労もよく分かってる」と語る木村。「トークでもコーナーでもオチを作って、さらにCMのタイミングでも必ず絶対オモロいこと言いはる」「僕は長い間可愛がってもうて、会議にもいて、収録にもいて、O.A.も見て……ハァ、なんでそんなオモロいねん」とダウンタウンを手放しで絶賛する木村によれば、「松本さんはお笑い論を絶対に語らない」そうだが、かつて松本のこんなセリフを耳にしたことがあるそうだ。

「現場でもし最悪どうやってもオチん、何言うたらいいか分からんっていう時は、なんか1つ、全然関係ないことでいいから持っておくようにしている」(松本)

ただ実際には、「困ったことにならへんから使ってない」ことになるそうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.104(10月12日発売/太田出版)

【関連リンク】
『クイック・ジャパン』vol.104

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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