人気急上昇のパンサー 年齢制限で若手コント番組落選の過去

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“次にブレイクする芸人”として名前が上がるパンサーは、それぞれがグループを解散し、全員が先輩後輩の関係で組み直した異色の3人組。出演するコント番組『パワー☆プリン』は、名前の通りパワーみなぎるコントが炸裂し、いま大注目のお笑い番組だが、そこに至るまでには色々な苦難があったようだ。そのあたりの経緯についてパンサーの3人は、12月12日発売の『クイック・ジャパン』vol.105でこう語っている。

向井 「僕ら『ふくらむスクラム!!』(フジテレビ・2009年)の前身番組のオーディションはパンサーとして受けてたんです。でもやっぱり若手コント番組ってピチピチした芸人を使いたいわけじゃないですか」
尾形 「途中までいい感じだったのに、俺が30代後半だって言ったら、『ああ…』ってスタッフのテンションが下がってましたね(笑)」
菅 「結局、年齢制限で落ちた」

そんなこともあって若手コント番組への参加を諦めかけていたところに『パワー☆プリン』の話が来た彼ら。しかし同番組は30分でレギュラーが14名という大所帯だけに、共演芸人に対するライバル心もあるのでは?

菅 「いや、逆に『目立て!』って思ってますよ」
尾形 「これが別の番組だったら、『やべーな。あいつら来てるな』って思うんでしょうけど、『パワー☆プリン』という運命共同体ですから」
向井 「意識はしても、戦ってる感じはしませんね」

「やってることがかぶってないんで。たとえばジャングルポケットを他の番組で見た人が『あ、面白い』と感じて『パワー☆プリン』をみてくれたらいいな」と、余裕を見せる菅。同じ若手コント番組の『ピカルの定理』についても、「ああ、でも先輩ばかりですからねえ」(向井)と語っており、向井は「時間が深いからこそ、知名度がないからこそできることをやっていきたいですよね」と意欲を燃やしている。

◆『クイック・ジャパン』vol.105(12月12日発売/太田出版)

【関連リンク】
『クイック・ジャパン』vol.105

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。