江頭2:50 テレビの現状について「昔大丈夫だったことが、今は全部カット」

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5月22日(水)、江頭2:50が2006年から続けている公開収録形式のWeb番組『江頭2:50のピーピーピーするぞ!』(以下『PPP』)のDVDが発売される。開始当初は「あ、江頭!」という程度の反響だったものの、徐々に熱狂的なファンを獲得し、いつしか渋谷スペイン坂のスタジオに多数の観覧者が押し寄せるようになったこの番組。現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.107で、江頭は『PPP』についてこう語っている。

「最近は営業行くと、ファンが小声で囁くんだよ、『PPP』観てますよ、ってさ。もっと堂々と主張しろ、って思うんだけど(笑)」

番組の核は、江頭が語る自らの体験談。「ニュースの現場に行くのが面白いんだ!」と語る江頭は、これまでにも新興宗教や北京五輪などに潜入したが、その最たる例が、北朝鮮渡航時のエピソードだ。

「北朝鮮に入国したら、旅行代理店からアンケートを渡されて。『この国で何がしたいか』って欄があったから、『よど号ハイジャック犯に会いたい』って書いたんだよ。そしたら本当に連れて来ちゃってさ! 監視の目も厳しいから、初めは何もしゃべってくれなかったんだけど、俺がトルコで全裸になって逮捕された話をしたら『なんだ、君も革命家か!』って言われて(笑)。そしたらもう●●●で●●●を●●したこととか教えてくれてさ!」

番組の名場面をセレクトしたDVDも次々発売され、5月22日にはその第8弾がリリースされる。江頭は『PPP』について、「この番組のスタッフは全員キ●ガイなんだよ!」と語り、近年のテレビ業界については、「作る側にさ、キンタマ据わった奴がいないんだよ」とお怒りのご様子。

「俺なんか、ずっと同じことやってるのに、昔大丈夫だったことが、今は全部カット。だったら最初から俺を使うな! って思うよね。こんなことさせたら死ぬかもしれない? それが面白ぇんじゃねーか!! 子供が真似したら危ない? 真似なんかさせないよ! 誰も真似出来ないことをするのが芸人だろ!」

と、自らのスタイルについて語っている。

◆『クイック・ジャパン』vol.107(2013年4月12日発売/太田出版)

【関連リンク】
『クイック・ジャパン』vol.107

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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