「いいとも」のテレフォンショッキング 間違い電話で一般人が出演したことも

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今や日本人の生活に完全に染み付いた国民的番組『笑っていいとも!』の終焉が確実に近づいている。2014年1月14日放送分で放送回数8000回を迎え、「同一司会者により最も多く放送された生バラエティ番組」という自らのギネス記録を更新し続けている「いいとも」。その「いいとも」にまつわるトリビアを紹介しよう。

・「いいとも」の司会を任されたタモリはワンクールで終わると予想し、奥さんと新年を海外で迎えようとハワイに行くチケットをとっていた

・タモリはパクチーが大の苦手。グルメライターが推薦する料理を出演者が食べてナンバー1を決めるというコーナーにパクチー餃子が登場し、餃子を前に固まってしまったタモリ。一口食べてみたものの、今にも泣き出しそうな表情に

・「いいとも」の台本は毎日作られ、裏にはディレクターの変な癖やプロデューサーの血圧が書いてある。ちなみにタモリは血圧の低い女性が好み

・テレフォンショッキングは当初、「タモリが大ファンの伊藤つかさまで芸能界の交友関係をつなげてたどり着けるか」という企画だった。実際たどり着いたのは、放送3年目の1985年7月8日だった

・タモリが日帰り旅行ができるなら真っ先に行きたいと語るのが、国の天然記念物で日本五大桜の一つにも数えられる「三春滝桜」(福島県田村郡三春町)。タモリの理想の旅行プランは、「いいとも」終了後に新幹線で桜を観に行き、16時頃に着いたら1時間ぐらいゆっくりし、帰ってきたら西麻布で飲むというもの

・テレフォンショッキングのお友達紹介で、ゲストの泰葉が誤って一般の会社へ電話してしまい、タモリが「来てくれるかな?」と尋ねたところ、女性社員が「いいとも!」と返事。翌日、間違い電話に出た女性社員が出演した

◆ケトル VOL.16(2013年12月14日発売)

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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