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アニメ『メカクシティアクターズ』新房昭之総監督 アニメ化工程を解説

音楽家・小説家の「じん」が展開してきた音楽付き動画・小説・マンガ等が連動する「カゲロウプロジェクト」がアニメ『メカクシティアクターズ』としてアニメ化され、4月から放送されている。すでに中高生の間では爆発的な人気を誇る“カゲプロ”だが、これまで『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズなどを手がけてきた新房昭之総監督の目には、じんの原作はどのように映ったのだろう? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.113で、新房はこのように語っている。

「最初はCDに付属している、過去の楽曲のMVを見たんですけど、新しさを感じましたね。今の若い人たちはこういう感じがいいのか、と感心する感じで。普段自分が見ているものとは違う面白さだなというのが最初の印象でした」

「音楽に映像を付けて、それがストーリーになっていくというやり方自体が、そもそも新しい感じがしました」と語る新房。ほんの10年ほど前には存在しなかったツールを用い、なおかつそれがネットに配信されて反響を呼んでいることに驚きを隠さない彼だが、原作からのアニメ化は、具体的にどのような手順で進められたのだろう?

「そこ(テレビアニメ化)に関してはじんさんの方でお考えがあったので、打ち合わせをしながらそのアイディアを共有していって、それに沿った形で映像に落とし込めればいいなと思いました。やはり原作に近いものにした方がファンの皆さんも喜んでくれるだろうなと思いましたので」

じんからは最初、すごく遠慮しながら「こういうイメージで……」と注文が入ったものの、新房が「どんどん言ってもらった方がわかりやすい」と伝え、じんのイメージに近づける作業を行ったのだとか。新房は、

「他のメディアで展開しているカゲロウプロジェクトの作品と比べても、ちょっと違うものを書こうとしているんだなあと感じましたね。ファンの皆さんからすると音楽・小説・マンガとアニメではここが微妙に違うっていうのを楽しめるものになっているなと思いました」

と。今回の作品について語っている。(文中敬称略)

◆『クイック・ジャパン』vol.113(2014年4月12日発売/太田出版)

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