「10代のうちに日本武道館」発言の武藤彩未 「目標は高いほうが頑張れる」

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元さくら学院の武藤彩未のデビュー・アルバム『永遠と瞬間』が、今年4月に発売された。同月にはデビューライブ「BIRTH」も成功させ、知名度を日に日に高めつつある彼女だが、自身ではその手応えをどう感じているのだろう? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.114で、武藤はこのように語っている。

「お店に私のCDが並んでいたり、街のビジョンから私の曲が流れたりすると、デビューしたんだなって実感するんですけど、一番大事な気持ちは変わってないです」
「素敵な音楽を届けたいって気持ちですね。それは変わっていないです。それはライブをしていて、すごく感じましたね」

年末のライブでは直前に体調を崩してしまったため、デビューライブはベストな状態で迎えられるよう、体調管理を十分に心がけたという武藤。そうして迎えたライブは、満足のいくものになったのだろうか?

「やっぱり完璧ではないので。もっともっとできるって部分はたくさんあるし、もう終わりはないですよね、いつまでも。もちろん、そのときにできる全力は出しているんですけど、それで終わりじゃない。松田聖子さんのように、ずっと歌い続けていくのが目標なので」

そんな高い目標を掲げる武藤だが、デビュー記者会見では「10代のうちに日本武道館」(武藤は現在18歳)と発言し、これが大きく取り上げられた。しかしこれについて武藤は、「言っちゃいましたね(苦笑)」と振り返りつつも、「逆に目標が高いほうが頑張れると思うので」と前向きな姿勢を崩してはおらず、

「今は本当にやりたいことがいっぱいあるんで、1日24時間じゃ足りないんですよ。それこそ音楽だけじゃなくて、映画とか、美術とか、そういうものもいっぱい見たり、本もたくさん読んだりして、もっと感性を磨きたいんです。それが音楽の表現の一部になったらいいな、と思って」

と、意欲を述べている。

◆『クイック・ジャパン』vol.114(2014年6月12日発売/太田出版)

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『クイック・ジャパン』vol.114

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。