里帰りを果たした「零戦」展示会 機体内部の構造も確認可能

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11月21日(金)~24日(月・祝)の4日間、さいたまスーパーアリーナ展示ホールにて、里帰りを果たした「零戦」を展示する『「第1回 里帰り零戦展」~ものづくりの原点』が開催される。

零式艦上戦闘機、通称「零戦」は、第二次世界大戦で日本軍が使用した主力戦闘機。時速500キロ以上の最高速度と長大な航続距離を誇った零戦は1万機以上も製造されたが、現在飛行可能なものは世界に4機しか残っていないと言われている。

展示される零戦は、1970年代にパプアニューギニアで発見、80年代に米・サンタモニカ博物館に収蔵、90年代にリストアされ、09年にニュージーランド在住の日本人実業家が3億5000万円で購入したもの。展示機はエンジン、主翼操縦席部分、機体尾翼部分の3つに分解して輸送したことから、現在は機体内部の構造などを見ることができる状態となっており、今回は分解した状態のままで展示される。

『「第1回 里帰り零戦展」~ものづくりの原点』は、2014年11月21日(金)~24日(月・祝)にて、さいたまスーパーアリーナ展示ホール(JR「さいたま新都心駅」すぐ)にて開催。入場券は大人2500円。

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零戦里帰りプロジェクト

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。