日本の最古の漫画の全貌が明らかに 東京国立博物館「鳥獣戯画」展

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4月28日(火)より、東京・上野の東京国立博物館にて、国宝・鳥獣戯画の全貌を紹介する展覧会『鳥獣戯画―京都 高山寺の至宝―』が開催される。

鳥獣戯画は、ウサギ、サル、カエル、ウシ、イヌ、そして人間を墨線で描いた、日本で最も有名な絵巻。京都市右京区の高山寺に伝わった鳥獣戯画は、いつ、誰が、何の目的で書いたのかが一切明らかになっていないが、そのユーモラスな筆致から「日本の最古の漫画」とも称されている。

同展は、2009年から4年の歳月をかけ、実に100年ぶりに本格的に修理された甲・乙・丙・丁の鳥獣戯画・全4巻を、前後期の展示替により公開。さらにこの4巻から分かれ、国内外に所蔵される断簡5幅も会場に集結し、現存する鳥獣戯画をすべて見ることができる。

『鳥獣戯画―京都 高山寺の至宝―』は、2015年4月28日(火)~6月7日(日)まで、東京国立博物館 平成館(台東区上野公園13-9 JR「上野駅」徒歩10分)にて開催。開館時間は9:30~17:00(金曜日は20:00まで。土日祝日は18:00まで)。休館日は月曜日(ただし5月4日は開館)、5月7日。観覧料は当日一般1600円。

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特別展 「鳥獣戯画―京都 高山寺の至宝―」

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。