中国の世相を漫画で理解 『ピリリ!と面白い 中国漫画展』

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5月28日(木)より、東京・後楽園の「日中友好会館美術館」にて、中国の漫画を紹介する展覧会『ピリリ!と面白い 中国漫画展』が開催される。

中国の「漫画(man-hua)」は、一般的に世相を描く風刺画を指している。社会問題や人々の日常風景を皮肉を交えてユーモラスに描いた“漫画”は、漫画専門誌だけでなく、人民日報をはじめとする各地の新聞に掲載されており、市民に笑いと共感を与え、長年親しまれてきた。

今回、出展される作品は、主に2010~14年に製作されたもので、環境汚染や環境破壊、経済成長から生まれた問題、食品の安全性、官僚の腐敗など、現代の中国の社会現象や問題を、皮肉をきかせながら小気味よくわかりやすく描いたもの。会場には、現代漫画の代表的作品の原画、およそ60点が展示されるほか、会期中には中国漫画家による作画実演、ミュージアムミニコンサート、絵手紙体験講座なども予定されている。

『ピリリ!と面白い 中国漫画展』は2015年5月28日(木)~6月28日(日)まで、日中友好会館美術館(文京区後楽1-5-3 JR・東京メトロ「飯田橋駅」徒歩7分)にて開催。開館時間は10:00~17:00(初日は15:00~)。休館日は月曜。入場料は無料。

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ピリリ!と面白い 中国漫画展-日中友好会館

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。