国立新美術館で日本のマンガ・アニメ・ゲーム総合展 ドラクエ、けいおん、初音ミクも

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6月24日(水)より、東京・乃木坂の国立新美術館にて、日本のマンガ、アニメ、ゲームを総合的に展望する展覧会『ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム』が開催される。

この展覧会は、世界に類を見ない多様性と進化・深化を遂げた日本のマンガ・アニメ・ゲームについて、作品と作品の関係性、そして同時代の社会やテクノロジーと作品との関係を概観するもの。手塚治虫が亡くなった1989年を一つのキーワードに、インターネットやスマートフォンの普及をはじめとするテクノロジーの進化と、それに伴う社会やライフスタイルの変化に触れることで、1989年から現在までの日本社会の一側面を再発見する。

取り上げられる作品は(作品は一部、予定)、

第1章 現代のヒーロー&ヒロイン
『NARUTO -ナルト-』『美少女戦士セーラームーン』『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』

第2章 テクノロジーが描く「リアリティー」―作品世界と視覚表現
『バイオハザード』『メタルギアソリッド』『ファイナルファンタジーVII』

第3章 ネット社会が生み出したもの
『ほしのこえ』『ひぐらしのなく頃に』

第4章 出会う、集まる ― 「場」としてのゲーム
『ポケットモンスター』『太鼓の達人』『ストリートファイターII』『モンスターハンター』シリーズ

第5章 キャラクターが生きる=「世界」
『けいおん』『アイカツ』『ラブプラス』『Jリーグ実況ウイニングイレブン』『初音ミク』

第6章 交差する「日常」と「非日常」
『涼宮ハルヒの憂鬱』『らき☆すた』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』

第7章 現実とのリンク
『鈴木先生』『ジョジョリオン―ジョジョの奇妙な冒険 Part8』

第8章 作り手の「手業」
『マクロスプラス』『グランツーリスモ6』

など、まさに「オールスターキャスト」と呼んでも差し支えない作品ばかり。世界中から注目される日本の複合的なメディア表現の価値を示すものとなっている。

『ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム』展は、2015年6月24日(水)~8月31日(月)まで、国立新美術館(港区六本木7-22-2 東京メトロ「乃木坂駅」直結)にて開催。開館時間は10:00~18:00(金曜は20:00まで)。休館日は火曜日。観覧料は当日一般1000円。

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ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。