モデルからアイドルに転身の「夢みるアドレセンス」 モデルとアイドルの違いは

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ハロプロやAKBから地下アイドルまで、アイドルグループが百花繚乱の現在において、ビジュアル面で抜きん出た存在が「夢みるアドレセンス」(以下「夢アド」)だ。もともとティーン誌のモデルだった彼女たちは2012年、突如アイドルに“させられた”わけだが、当時はその指令をどのように感じたのだろう? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.119で、夢アドのメンバーはこのように語っている。

荻野可鈴 「事務所で『今日からアイドルになってもらいます』って言われた日のことは、すっごく覚えています。『ドッキリじゃないの?』とか疑ったりしたよね(笑)」

志田友美 「もともと、みんなアイドルになりたかったわけでも、アイドルを聴いてたわけでもないなかで、不安もありましたね」

ダンスも歌もまったく経験がなかった彼女たち。当然戸惑いはあったはずだが、彼女たちはその後、精力的にライブ活動を行ない、今年3月には『Bye Bye My Days』でメジャーデビューを果たした。しかし結成当初には、メンバー間でも小さなトラブルはあったようだ。

荻野 「(最年少メンバーの)京佳は、中学1年生だったのかな。すっごく生意気で、私たちのこと全然相手にしてくれなかったよね(笑)」

京佳 「あの頃はごめん! 反抗期で……。お母さんとケンカして、夜に家出しておばあちゃんの家まで行ったこともありました。ポケットのなかの300円を握りしめて(笑)」

そんな彼女たちも、アイドルになっておよそ3年が経過し、4月25日には中野サンプラザで公演を行なった。もともとはモデルだった彼女たちだが、

荻野 「モデル活動だけだったときとくらべて、アイドルはすべての行動が見られると思うんです。ステージでも、握手会でも自分の行動ひとつひとつがファンの方から直接声をかけられるので、“常に自分はアイドルなんだ”って意識は変わりましたね」

小林玲 「もともと私、しゃべるのが本当に苦手だったんです。でもステージに立ったら大きな声を出さなきゃいけないし、ファンの人との交流もある。そういった経験を重ねて、すごく前向きになりましたね」

と、今やアイドルとしてやっていく気合は十分。ルックスの良さは折り紙つきだけに、今後ますます注目の存在になりそうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.119(2015年4月10日発売/太田出版)

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『クイック・ジャパン』vol.119

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。