永青文庫が日本初の春画展を開催 細川護熙元首相の肝いりで実現

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9月19日(土)より、東京・江戸川橋の「永青文庫」にて、日本で初めて本格的に春画を紹介する展覧会『春画展』が開催される。

この展覧会は、愛を交わす様子を描いて、江戸時代に親しまれた春画を紹介するもの。性描写とユーモアが同居した芸術性高い春画は、海外でも高く評価されており、2013年から14年にかけてイギリスの大英博物館で開催された『春画 日本美術の性とたのしみ』は大成功を収めた。会場の確保が難しく、これまで国内では春画展の開催は叶わなかったが、永青文庫の理事長を務める細川護熙元首相が会場提供を快諾し、今回の春画展が実現した。

会場には、大英博物館やデンマーク、日本の美術館や個人コレクションから選りすぐった133点の作品が登場。版画のように印刷された春画ではなく、人の手で線と色を書き出した「肉筆」、菱川師宣、喜多川歌麿、葛飾北斎ら、浮世絵の大家たちによる作品、徳川将軍や大名家の絵画を担った狩野派の作品、縦9センチ、横13センチ弱の小さな春画を集めた「豆判」などが登場。大名から庶民まで広く愛された春画が一堂に揃う。

『春画展』は、2015年9月19日(土)~12月23日(水・祝)まで(前期:9月19日~11月1日。後期:11月3日~12月23日)、永青文庫(文京区目白台1-1-1 東京メトロ「江戸川橋駅」徒歩15分)にて開催。開館時間は9:30~20:00(日曜は18:00まで)。休館日は月曜(祝日の場合は開館)。入館料は当日一般1500円。

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春画展-永青文庫

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。