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照明技師から声優に転身の藤井ゆきよ 「私の根は裏方気質」

昨年秋、30年ぶりに復活したルパン三世の新シリーズで、新キャラクターのレベッカ役に抜擢された藤井ゆきよが、4月からスタートした『美少女戦士セーラームーンCrystal』第3期というビッグタイトルに挑んでいる。彼女は“元・照明技師”という風変わりな経歴の持ち主だが、役作りにはどのような姿勢で臨んでいるのだろう? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.125で、藤井はこう語っている。

「私はとても不器用なので、役作りといっても、キャラクターのことを一生懸命考える以外できなくて。たとえば初めて主演させていただいた映画『サカサマのパテマ』では、主人公の気持ちにシンクロしすぎて、熱を出してしまったことがあります。

また、別の作品で心のきれいなお姫様を演じたときは、『純真無垢になるには、いったん自分の汚いところを忘れ去らなきゃいけない』と思って、現場に入る1時間前にはカラオケ屋さんに行き、精神統一してから収録に臨むようにしていました。役のことを考えると、そっちにひっぱられてしまう癖がありますね」

ある意味、極端すぎるほど役と真摯に向き合う藤井。冒頭で述べたとおり、彼女は声優になる前に照明技師という“裏方”を体験しているが、そのことは何か役に立っているのだろうか?

「照明技師の仕事をしていたとき、クレジットに載らないところでも、いろいろな人が、ひとつの作品に思いをかけていることを目の当たりにしました。当時入社1年目だった私も、照明に使う色を用意したり、機材を運んだり、メンテナンスしたり……。そうやって役者やお客さんが見えないところで、さまざまな人が一生懸命やって作っているんだなって思って。自分が演じる側になったときに、お客さんに対して最後にバトンを渡すのが役者なんだとわかりました」

自分のことを「私の根は裏方気質」と表現する藤井。立て続けに注目作品への出演が続く藤井だが、「不器用なので、どの現場でも自分の力を120%出すしかありません」と語る彼女には、おごりや慢心はまったくないようだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.125(2016年4月22日発売/太田出版)

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