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黒柳徹子 『ザ・ベストテン』開始時に主張した「司会就任の条件」

昨年末の紅白歌合戦で、史上最高齢となる82歳で総合司会を務めたのが黒柳徹子さん。若い方の中には、黒柳さんが歌番組で司会を務める姿を初めて見た人も少なくなかったでしょうが、彼女はかつて、歌番組『ザ・ベストテン』(TBS系)で長らく司会を担当していました。

『ザ・ベストテン』といえば、最高41.9%の視聴率を記録したテレビ界の伝説的番組ですが、支持された理由のひとつが、徹底してランキングの正直さにこだわったことでした。レコード売り上げだけでなく、有線放送とラジオのリクエスト、さらに番組へのハガキ投稿も集計して算出。独自ランキングは、若者たちのリアルな声を反映したものとして歓迎されました。同番組で黒柳さんとともに司会を務めた久米宏さんは、こう語っています。

「ランキング形式の音楽番組をやるなら、絶対に嘘をつかないでほしいというのが徹子さんの主張で、もしやらせがあったら降りますと宣言して始めたんです。視聴者の目は厳しいですから、嘘があるとすぐにバレます。正直なランキングを守り抜いたから、『ザ・ベストテン』は支持されたのではないでしょうか」

しかし、そのこだわりは番組スタート直後から波紋を呼びました。人気絶頂だった山口百恵さんが11位になり、高視聴率が期待できるスターが出演できない! 一方では、テレビ出演しないことを宣言していた中島みゆきさんが4位にランクインしてしまいました。

「出ない歌手がいるなら百恵さんを繰り上げては?」という意見があったものの、プロデューサーが、「黒柳さんとの約束だから」とランキングをそのまま発表することを決断。上位の歌手が出演しない前代未聞の音楽番組となりましたが、それがかえって、正直な番組という評価につながったのです。

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