月9で「福山雅治の元カノ」演じた新山詩織 ドラマ出演は作曲にどう影響?

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高校在学中からシンガーソングライターとして活動してきた新山詩織が、4月から放送された福山雅治主演の月9ドラマ『ラブソング』で、主人公のかつての恋人役を演じ、新たな道を歩み始めた。『ラブソング』でヒロインを務めた藤原さくらもシンガーソングライターだが、2人の間に何か通じるものはあったのだろうか? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.126で、新山はこう語っている。

「『最近何を聴いてる?』とか『歌詞って難しいね』とか。私は詞を先に考えますが、さくらちゃんは、わりとメロディからできるみたいで。詞があとだと、言いたいことはあるんだけどメロディにはまらなくて、違う言葉にせざるを得なくなることも多いんです。だからすごいなあと。実は今回の新曲もメロディが先だったんですけど」

そう語る最新シングル『あたしはあたしのままで』(6月29日発売)は、自分の生きざまを肯定する曲。彼女はどうしてこのテーマで曲を書きたいと思ったのか?

「今回のドラマ出演もですが、20歳になってから、新しいできごとや出会いがたくさんあって、どれも深く、濃かったんです。新しい挑戦をして『この先、どうなるんだろう?』という不安や、『もっとよくするには、どうしたらいいんだろう?』という、今だから出てきた気持ちがすごくあって……。このメロディを聞いたときに、今の心情を描くのが一番だと思って書いた曲です」

ドラマも一段落した新山は、今年の夏、さまざまなフェスやイベントへの出演が予定されている。20歳という区切りの年に月9ドラマ出演という大きな挑戦をした新山だが、今後の目標について、

「いろいろなことを取り入れながら、もっと自分のいいところを出していけたらいいな、という気持ちはすごくあります」

と、語っており、まだまだ活躍の場は広がりそうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.126(2016年6月23日発売/太田出版)

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『クイック・ジャパン』vol.126

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。