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人気白熱の高校生ラップ 「R-指定」は彼らのレベルをどう見る?

日本全国の高校生が集結し、白熱のMCバトルを繰り広げる『BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権』。記念すべき10回目の大会が、今夏、日本武道館という大舞台で行われる。みるみるうちに規模が拡大したこの大会だが、UMB(ULTIMATE MC BATTLE)全国3連覇という前人未到の記録保持者であり、今もフリースタイルバトルの第一人者であるR-指定は、高校生ラッパーたちをどう見ているのか? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.126で、このように語っている。

「僕は2012年末に初めてUMBで全国を獲るんですけど、当時はけっこう暗中模索していたころというか、まだなにも見いだせてない状況で。ちょうどそんな時期に、この『高校生RAP選手権』がはじまったんです。で、『休み時間にサイファーしてるようなやつが、今は学校でヒーロー扱いらしい』とか言われると、『そんな理不尽なことあるか!』みたいな。『俺らが高校生だったころの方が、あいつらより絶対にうまかったわ』とかも思ってましたし」

そう言いながらも、高校生ラッパーたちをしっかりチェックしていたというR-指定。しかし大会が回数を重ねるうちに、本当にレベルの高い高校生も現れたようだ。

「6~7回で優勝したニガリ(MC☆ニガリa.k.a.赤い稲妻)くんは、すでに大人とタメ張れるラップをしてました。いうても高校生の大会なので、どんだけうまいといっても、やっぱり大人と比べて『まあ、このスタイルだと道の先にあの人がおるよね』みたいなことを思っちゃうんですけど、ニガリくんの場合は、ケレン味たっぷりに韻を踏んだ上で、相手との対話を大人と張り合えるレベルでやれてた。つまり、事前に仕込んできたものじゃないんですよ」

そして来るべき10回大会は日本武道館で開催される。R-指定は、高校生たちにどういうパフォーマンスを期待するのか?

「やっぱりバトルで重要なのは気持ち。『結局そこかい!』と言われそうですけど、やっぱり人間と人間の戦いですからね。折れるか折れへんか。スキルはその後からでもいいってくらい、こういう戦いは気持ちが折れたほうが負けるもんなんで。そこで現役高校生たちがどこまでやれるのか。大人の環境をくぐってきたOBに対して、『ざけんなよ。ここは高校生がやったるんや』みたいな気持ちで挑めるやつが出てきたら、そこで波乱は起きるんやないかな」

第10回大会は、8月30日に開催。過去の大会の優勝者と人気投票で選ばれた出場者によるオールスター戦となっている。

◆『クイック・ジャパン』vol.126(2016年6月23日発売/太田出版)

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