日本一危険な動物園が北海道に 身の毛もよだつ「デンジャラスの森」

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広い地球上には様々な動物園がありますが、獰猛な動物でも安心して見学できるのは、しっかりと安全が確保されているからこそ。ところが、思い切り危険であることを謳っている数少ない動物園が、北海道札幌市南区にある「ノースサファリサッポロ」です。

こちらは触れ合い型の動物園。ライオンに近距離でエサをあげることができ、アザラシにはキスをしてもらえるという徹底ぶりで、動物と直にコミュニケーションをとることが可能になっています。

そんな同園には、自ら「日本一危険な場所」と言い切ってしまっている「デンジャラスの森」というゾーンが存在します。入口には赤でデンジャラスゾーンと書かれており、無作為に塗られた赤いペンキは、なんだか血を彷彿とさせます。しかもなんと、ここに入るには誓約書にサインしなくてはいけません。

貼り紙には、「私は事故やケガが起こる可能性がある事を承知し、自己責任の上で入場します。ご理解いただけましたら、下記にご本人さまによる御署名をお願いいたします」の文字が。かつて入るのにここまで覚悟が必要な動物園があったでしょうか?

中に入ると、鋭い爪をもったオオトカゲや、針のような無数の毛が背中にあるヤマアラシが……。ピラニアの水槽の上を歩いていく一本橋などもあり、立て看板には、「危険です! 絶対に触らないでください」と記されています。吊り橋効果を期待して、女の子と足を踏み入れるにはハードルが高すぎ?

◆ケトル VOL.33(2016年10月14日発売)

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。