繁栄を極めた二大都市を比較 『江戸と北京 18世紀の都市と暮らし』展

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2月18日(土)より、東京・両国の江戸東京博物館にて、18世紀を中心に、江戸と北京のなりたち、生活、文化を比較する展覧会『江戸と北京-18世紀の都市と暮らし-』が開催される。

18世紀、江戸の街は人口が100万人を超える一方、北京は清朝の首都として繁栄を極め、鎖国下においても両国は長崎を窓口に貿易を行っていた。同展は、両都市の生活を比較し、その共通点と差異を明らかにするもの。18世紀当時も、そして現代においても世界有数の大都市である江戸(東京)と北京を比較することで、友好と相互理解を深める展覧会となっている。

会場は、「江戸・北京の城郭と治世」「江戸・北京の都市生活」「清代北京の芸術文化」といったテーマで展示を構成。当時の街の賑わいを描いた絵巻、商売・歳時・学問・遊びなどにまつわる様々な資料、清代の芸術文化を伝える名品や江戸の人々も憧れた絵画や陶磁器など、繁栄を誇った両都市の文化の彩りや生活の様子を比較する貴重な品々が展示される。

『江戸と北京-18世紀の都市と暮らし-』は、2017年2月18日(土)~4月9日(日)まで、江戸東京博物館 1階特別展示室 (東京都墨田区横網1-4-1 都営地下鉄「両国駅」徒歩1分 JR「両国駅」徒歩3分)にて開催。開館時間は9:30~17:30(土曜日は19:30まで)。休館日は月曜日(ただし3月20日は開館、翌21日は休館)。観覧料は一般1400円。

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江戸と北京-18世紀の都市と暮らし-

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。