NGT48加藤美南 「新潟の人にもっと愛されるチームになることが大事」

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新潟を拠点とするAKB48の姉妹グループ「NGT48」のお披露目でセンターを務め、昨年6月の総選挙ではNGT48として唯一ランクインした加藤美南。それ以降AKB48の選抜メンバーに選ばれることはなかったが、この状況を彼女はどう感じているのだろう? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.131で、加藤はこう語っている。

「この期間、新潟でお仕事をたくさんいただけたんです。総選挙前は東京に行くことが多かったので、深く話す機会がなかったメンバーもいて。なので、新潟にいるときはなるべく色々なメンバーと話そうと『今日はこの子とここの振りを確認しよう』とか、決めていくようにしていました。

もちろん自分の振りは覚えて行くのを前提にして、他の人の気がついたことを伝えようと。いつか代表で行ける日を考えて、自分のことよりも周りのことを考えて、客観的にNGT48を見られるようになったと思います」

「総選挙後は、自分の中でも納得できる結果が残せなくて……」と、率直に自分の状況を見つめつつも、我慢の時期を成長の機会へと変えた加藤。NGT48のデビューシングルのカップリング曲『暗闇求む』で、高倉萌香とともにWセンターを務めたことで、自信を取り戻しつつあるようだ。

「デビューシングルは26人全員で歌えないと思っていたのですが、最後のタイミングで支配人の今村さんから全員で歌う『暗闇求む』という曲があることが発表されて。やっとひとつになってデビューができるねって、みんなで安心しました。(中略)たとえカップリングでも26人全員で歌える曲をもらえたことを感謝していますし、その曲をWセンターのひとりとして引っ張っていきたいです」

そんなデビューシングル『青春時計』は、見事チャート1位に輝いたが、加藤は、

「もちろん、東京でドラマなど個人の仕事をいただけるのはありがたいのですが、新潟の人にもっと愛されるチームになることが大事だと思っています。じゃないと、羽ばたく勇気が出なくて。(中略)これまで温めてきたNGT48が爆発するときが今だと思います。新潟県民やファンの方々に背中を押してもらって、そのまま加速していくぞと」

と、述べており、目標とするところはもっと高いよう。デビューシングルのセンターは中井りかが務めたが、加藤は「もちろんセンターに立ちたい気持ちも強い」と語っており、今後のNGT48のセンター争いも見ものになりそうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.131(2017年4月24日発売/太田出版)

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『クイック・ジャパン』vol.131

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。