60万人を集めた「深海展」再び 国立科学博物館『深海2017』展

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7月11日(火)より、東京・上野の国立科学博物館にて、謎にあふれた深海の秘密に迫る特別展『深海2017 ~最深研究でせまる“生命”と“地球”~』が開催されている。

国立科学博物館は、2013年に特別展『深海』を開催。全長5メートルのダイオウイカの映像や標本が話題を呼び、来場者数は60万人に達した。今回の展覧会は、「生物発光」「巨大生物」「超深海」や、深海の最新研究に注目。宇宙とともに人類に残された最後の未知の世界・深海について紹介する。

会場には、ご存知ダイオウイカやダイオウグソクムシ、発光する動物を食べても光が外に漏れないクロカムリクラゲ、深海の巨大ザメ・オンデンザメ、世界最深部で暮らすカイコウオオソコエビ、日本海の深海性巻貝などが登場。超高感度カメラで撮影した最新映像を「生物発光シアター」や4Kスーパーハイビジョンによる「深海シアター」で楽しめるほか、「深海と巨大災害」「深海と資源」にも焦点をあて、深海の謎を解き明かす。

『深海2017 ~最深研究でせまる“生命”と“地球”~』は、2017年7月11日(火)~10月1日(日)まで、国立科学博物館(台東区上野公園7-20 JR「上野駅」徒歩5分)にて開催。開館時間は9:00~17:00(金曜、土曜は20:00まで)、8月13日~8月20日は9:00~18:00まで(18日、19日は20:00まで)。休館日は7月18日、9月4日、9月11日、9月19日。入場料は一般1600円。

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深海2017 ~最深研究でせまる“生命”と“地球”~

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。