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コーエー版『三國志』 シリーズごとに武将の設定が変動する理由

『三国志』の世界観を追体験できると、多くの人が愛してやまない歴史ゲーム『三國志』。コーエー版『三國志』では、各武将の能力を「知力」「武力」「統率」などのジャンルに分け、100点満点で数値化しており、パラメータを眺めるだけで、その武将のキャラクターが手に取るように分かるのが大きな特徴です。

しかしコーエー版『三國志』では、古いシリーズでは弱かった武将が最新作では強くなったり、その逆の現象が起こったりと、武将の設定は常に一定ではなく、シリーズごとに変動しています。こういった変動は、どのようにして行われているのでしょうか。コーエーテクモゲームスの越後谷和広さんは、こう説明します。

「それは、世の中に出ている『三国志』メディアの影響を反映しているからです。たとえば、曹操を主人公とした『蒼天航路』が登場したことで、これまでの『三国志』では悪役として描かれてきた曹操の評価が上がる……などの現象がありますよね。こういったことで各武将たちの評価を変化させていくんです」

また、ベースはあくまで『三国志演義』ではあるものの、国内だけではなく本場・中国でも受け入れられるように『正史三国志』の要素も取り入れているのだとか。つまりコーエー版『三國志』は、常に時代の『三国志』ファンのニーズをくみ取ってアップデートした、最新『三国志』コンテンツの集大成と言えるのです。

◆ケトル VOL.37(2017年6月14日発売)

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