『ULTRA JAPAN』手がける小橋賢児 フェスで伝えたい本当の体験とは?

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今年で4回目となるダンスミュージックの祭典『ULTRA JAPAN』に、立ち上げから携わっているのがクリエイティブ・ディレクターの小橋賢児だ。俳優引退後は海外を巡り、現在は数々のイベントを手がける小橋だが、どんな思いで『ULTRA JAPAN』を立ち上げたのか? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.132で、小橋はこう語っている。

「今、若者は海外に興味がないと言われていますけれど、実はULTRA JAPANをきっかけに海外のフェスに行くようになった日本人の若者は、1万人以上増えていて。大人から『海外に行け』と言われて行くんじゃなくて、『楽しいから行きたい』という思いから行動している人が増加しているんです。

そして実際に行ってみたら異国の地での出会いや発見があり、それが起点になってなにかが変わっていく。僕らは答えを教えられないけれど、気づきのきっかけの場をイベントを通じて作っている、という感じはあります」

自身も、海外にインプットのための旅に積極的に出かけるという小橋。『ULTRA JAPAN』は今年で4年目だが、今年のステージでは何を感じてほしいのか?

「今年はライブステージを新設し、さまざまなアーティストが登場します。(中略)でもアーティストについて知らなくても問題はありません。それよりたくさんのステージを観てもらうほうがいい。ダンスミュージックは洋楽というより、初めて言葉と関係なく、世界とつながれた音楽じゃないかと思うんです。もちろん言葉が入っている曲もあるけれど、それこそ英語がわからないような国でもどんどん浸透していますし」

今年のステージには、グラミーを受賞したThe Chainsmokers やダンスミュージック界の重鎮CARL COXらも登場。小橋が、「音楽がわからなくても、そこにいるだけでエネルギーに包まれるような興奮を感じるはず」と述べる『ULTRA JAPAN』は、9月16日~18日にTOKYO ODAIBA ULTRA PARKにて開催予定となっている。

◆『クイック・ジャパン』vol.132(2017年6月23日発売/太田出版)

【関連リンク】
『クイック・ジャパン』vol.132

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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