北斎とゴッホ、モネ、セザンヌが夢の共演 『北斎とジャポニスム』展

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10月21日(土)より、東京・上野の国立西洋美術館にて、浮世絵師の葛飾北斎が西洋にどのような衝撃を与えたのかを探る展覧会『北斎とジャポニスム』が開催される。

19世紀後半、西洋の美術界では「ジャポニスム」と呼ばれる日本美術の大ブームが起こり、浮世絵、陶磁器、掛け軸、屏風など、日本の美術作品が、西洋の芸術家に大きな影響を与えた。その中でも特に人気を集めたのが葛飾北斎だ。北斎は江戸時代後期に活躍し、「富嶽三十六景」などの作品を残した浮世絵師。歌川広重とともに、浮世絵における風景画というジャンルを確立した。

同展は、北斎の作品を通じてジャポニスムを読み解くものだ。会場には、モネ、ドガ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーガン、スーラらが、北斎の浮世絵から着想を得て描いた作品と、着想の元となった北斎の作品が登場。西洋美術の名作220点と、北斎の錦絵約40点、版本約70点を通じて、北斎が西洋に与えた衝撃を知るとともに、西洋の作品を通じて北斎の魅力を感じられる展覧会になっている。

『北斎とジャポニスム』は、2017年10月21日(土)~2018年1月28日(日)まで、国立西洋美術館(台東区上野公園7-7 JR上野駅徒歩1分)にて開催。開館時間は9:30~17:30(金曜・土曜は20:00まで。ただし11月18日は17:30まで)。休館日は月曜(1月8日は開館)、12月28日~1月1日、1月9日。入場料は当日一般1600円。

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北斎とジャポニスム

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。